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アメリカン・デモクラシーの逆説

アメリカン・デモクラシーの逆説 渡辺靖(著)

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“彼岸”なのだ。きっと・・。
私たちが“良きモノ”として取り入れた制度も仕組みも何もかもが
逆襲を開始した。

「2010年年末放談」でも、“デェリバティブ”の皮肉について
触れたけれど、そういう皮肉だらけが目の前に横たわっている。

私たち先進国の民が考えた理想の「解」は
そういうことだったのだろう。

世の中には、解はない。

これが時代が私たちに突きつけたことであり、

何でもかんでも解決してはいけない

何でもかんでも合理的に考えてはいけない

ということを痛感させてもいる。

だから、私たちは“彼岸”に達したと考えていいと思う。

この本が、アメリカが達した“彼岸”のレポート。
類書は多くあるけれど、マクロ的にまとめている点が良い。

問題は解決してはならない・・という時代の提示について
考えてみよう。
それは、自分のビジネスや人生にも、おそらく、当てはまることだと思う。

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