2018年は特別です! 恒例!
『年の頭に“頭”を使う会』
(2018年開催)
さて、恒例の『年の頭に“頭”を使う会』を行います。
今回は、いつもいただいていた離島の要望を実行します。
場所は、宮古島。
そして、せっかくの特別の場所ですから、
根本的な問題をテーマにしようと考えています。
ジャック・ラカンの言葉を引用します。
「無意識は言語のように構造化されている」
これが、2018年のはじめにやっておきたい根本テーマです。
私たちの日常が、無意識に大きな影響を及ぼし、
その影響された無意識が、私たちの日常に大きく影響する。
そんなブーメランのような構造にあることは、ご存知のことと思います。
私たちは、
意識的に、無意識に働きかけ、
無意識的に、行動する。
これしかないのです。
そこで、毎年、『年頭セミナー』を行っているわけですが、
今回は、例年以上に“言葉”にフォーカスしようと考えています。
ジョルジョ・アガンベンは、
「もはや言語は人間を規定する歴史的アプリオリではない」
と言い放ちました。
言葉が、軽視されているというのです。
それは、LINEスタンプだけで、
コミュニケーションしている世相を見れば明らかです。
しかし、だからこそ、言葉を意識的に使い、
その言葉により構造化された無意識が貴重なのです。
言っていること、わかりますか?
ラカンの言葉の表現を変えます。
「言葉の構造は無意識だ」
今回、私は、今まで以上に言葉にフォーカスしようと考えています。
そして、時間が許すならば、言葉をテーマにしたセミナーも考えています。
(『セールスレターの書き方 決定版』的なタイトルになると思います)
その前哨戦を、宮古島でやります。
毎年のように、みなさんとの共同作業で、
特別なコンテンプラチオの場にできたらと思っています。
「我々は、すべての探求を終えた後、初めて出発点を知る」
(T・S・エリオット)