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TAROの迷い言(128号より)

(TAROの独り言のつづき)

しかし、そんな絶不調の中でも『居残り』は凄かった。
あの『居残り』は、出来が良かったら談志の『居残り』の中で最高のものになった可能性もあった。

絶不調なのに、『居残り』をかけた談志はすごい!!
そして、導入は冴えていた。

しかし、その後はぐちゃぐちゃ。
途中、話がどこまでいったかわからなくなる始末。

しかし、中盤から下げまでは凄かった。
もったいないくらいに良かった。

一つの作品としてはダメでも、瞬間瞬間が凄かったり、構成が凄かったり、ひらめきが凄かったりというのもある。
この日の『居残り』はそれだった。

戦い方はいろいろある。
要は、今のことをやるってことらしい。当たり前の発見だけど、ぶっ飛んだ。

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