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今週の目次 2012年07月31日 357号

第5週目のある月は増刊号!
「TAROくんの独り言拡大版」特別バージョン

■ 安定。そして、関係性

今回の『独り言拡大版』は、2012年6月15日に書いたブログの内容を
転載することからはじめようと思います。

仕事をしていると、「どうしてやっているのか?」が
曖昧になってしまう事が多い。

その“どうして”がすでになくなっているのに、やり続けられていたり、逆に、“どうして”が現存するのに、やるのをやめてしまっていたり・・・。

これを防ごうと、いろいろ社内では工夫がされるわけだけど、 100%の防止は難しい。

これは、私たちの仕事のことばかりではない。
社会でもそういうものはある。

この間、ある雑誌(何を読んだか忘却)を読んでいて驚いたのは 「商店街」。

「商店街」は、20世紀初頭の発明だった・・
という社会学者の発言があった。

「商店街」は自然発生したもの・・・、
言い方を変えれば闇市の延長ではなく、
ちゃんと機能が計算されて発明されたものらしい。

しかし、1970年代後半から、その発明は、
“どうして”を追いやられて、ぶち壊れていった・・。

私は、「商店街」というのは、小売業の人は自然発生的に集まってできたものだと思っていました。それも、闇市の延長くらいに考えていました・・・

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