未分類

倫理観と仕事の能力

映画『アナザーラウンド』は、私にはツマラナイ映画だった。
そもそも予告を見た時から、そそらない。
ところが、映画の評価が高いらしい。
結局、私は怖いもの見たさで行くことにした。

映画が始まって30分。
だいたい、こういうパターンで良かった試しはないんだよなーと怨嗟の叫び。
本来は、ここで映画館を出るべきで、私はそういう選択を躊躇なくする男のはず・・だったのだが、どういうわけか、くだらぬラストシーンまで見ることになってしまった。

しかし、一つだけ面白いシーンがあった。
主人公が生徒に、
「次の3人の誰に投票するか?」
と聞く。

一人目
ポリオの後遺症で障害があり、高血圧症と貧血を患い、他にも深刻な病気を抱えている。目的のためならウソをつき、政治を占星術師に相談する。ちなみに、愛人がいて愛煙家。マティーニが大好き。

二人目
肥満で、選挙に3回落選している。うつ症状に苦しみ、心臓発作を繰り返している。鼻持ちならない男で葉巻を吸いまくる。就寝前に、酒を浴びるように飲む。シャンパンとコニャック、睡眠薬を2錠。

三人目
勲章を受けた英雄で、女性に敬意を払う。動物を愛しタバコは吸わず、酒もめったに飲まない。

・・・・・・・

おそらく、多くの人が、三人目を良いと思うのだろう。
最近の世相ではなおさらだ。
昔は、臨時行政調査会の会長が、インタビューで愛人の存在を話していたものだけど、今では即退任だろう。
今度の一万円札の人なんて、愛人が確か20人くらい?

しかし、仕事の能力と倫理観に相関性があるわけないわけで、この国はどうなってしまうのだろうね。

ちなみに、
一人目は、F・ルーズベルト
二人目は、チャーチル
三人目は、ヒトラー    
です。

未分類

27年ぶり

最近、三合参りを楽しんでいる。
年3回、吉方位とされる神社へお参り。
地図を見ながら、定められた方向の神社を探し、できるかぎり遠くへ行く。

遠くと言っても、しれている。
せいぜい車で30分以内の場所。
でも、地元だけど、知らない場所ばかり。

そこが面白い。
ある種のご近所探検の機会が、三合参りのココロだと思っている。

・・・・・

9月に今年2回目の三合参りに行った。
いろいろ地図を探っていたら、胞姫神社を発見。ここは懐かしい神社である。
27年前、脱サラしたばかりの頃に訪れた。

二人目が生まれる・・というので、営業の帰りに、たまたま見つけた安産の神様。
階段を上がる私に向かって吹き付ける海風が冷たかった。
大きな組織に所属していた自分。それが一人ぼっちになってしまった。これから大丈夫なんだろうか・・と孤独な気分が体中を覆った。

神社でお祈りしたことなんて、すぐに忘れた。
でも、子どもは無事生まれ、2年後には三人目。

27年間に起きたことを反芻。
そのすべてについて感謝し、頭を下げた。

とんでもない27年間だった。
人生とは、豊穣なものなのだ。

当時の孤独感は、なくなってはいない。
なくしてもいけないと思う。

私は一人ではないから、ここまで来た。
大きな依存の中にいる。それは間違いない。

それでも、一人なのだ。

冷たい孤独感は、温かい孤独感に変わっていた。

(追記)
知らない神社を訪れるのもいいけれど、たまには縁のあった神社を訪れるのもいい。
この後、時間的に行けないと言われていた京都の鞍馬寺を訪れることになるが、この時の胞姫神社に訪れたことが縁になったとしか思えない。
この神社は、源義経の嫡男出産伝承が起こりである。

未分類

部族

千葉の鴨川で「部族」を見た。
一般人には、いい年のおじさんたちが、サーフィンをしているだけに見えるが、彼らの生態は、ただの遊びだけでは成立していない。「生き方」なんて言い方は陳腐すぎて使いたくないが、そうとしか言いようがない。

表層に現れるのは、ある種の笑顔。
みんな仲が良くて楽しそうだ。
しかし、その背景には強烈な排他性がある。

その排他性は、鴨川のサーファーたち独特のものではないと思う。
私も若い頃、そんな排他性の中で、趣味を楽しんでいたと思う。
登山なんて、排他性がかなり強烈で、殴り合いというのもあった(サーフィンも同じみたいです)。
音楽なんて、みんなでニコニコしてたけど、その暗黙の排他性はけっこうなものだった。

部族は、価値観が暗黙で共有される。
見えないルールがあり、それが守られてナンボ。
守られない者は、強力に排除される。
でも、部族のメンバーとして迎え入れられれば、中は楽しい世界。
とてもヤンキーチックな生態だ。

私自信は、ヤンキーではない。と思っていた。
ヤンキーとは、まぎゃくな生き物。
ある面、ヤンキー的なものを嫌悪しているところもあった。

でも、鴨川で海で遊んでいるおじさんたちを見て思った。
人間だれもが、生まれながらにしてヤンキーだ。
どんなに知的なことを偉そうに言っていても、幼稚なヤンキー性が常に背後にある。

個人的には、これは大発見だった。
そして、政治家でも識者でも、ヤンキーという補助線で見てみると、俄然面白く見えてくる。
しょせん、猿山・・ということでもあるのだけど。

未分類

『ビジネスパーソンのための易教入門』

この度、表題の本が、在庫を処分。
「品切れ・再版予定なし」となったそうです。

現在、オンラインで行っている『読書会』では、これから易経との関わりが濃くなるところなので、タイミングは最低ですね。
しかし、世の中、こんなものです。

また、最近、易経の教材の問い合わせもぼちぼちあるので、やっぱりタイミングが最低ですね。
まー、くどいですが、世の中、こんなものです。

電子書籍としてはこれからも買えるそうです。
でもね、電子書籍の特徴を鑑みると、んーーって感じです。

なお、当社では、殺される前の在庫の一部を救い出しましたので、ご希望の方は当社ホームページよりご購入可能です。

▼ ご希望の方はこちらからご購入いただけます ▼
【あうんホームページ】
『ビジネスパーソンのための易経入門』はこちら >>

未分類

出版のご相談とご面談のお願い

某大手出版社から手紙が来た。
「出版のご相談とご面談のお願い」

ついに、この出版社までもが、自費出版ビジネスに手を出したか・・と悲しくなった。

もう10年くらい前になるだろうか。
このビジネスの先駆の大手出版社が面談を求めてきた。
冷やかしもあり会ってみた。
女性営業マンと後輩らしき男性が、私がこの出版社から本を出していることも知らずに、プレゼンする。
生意気そうな女性営業マンが、私がからかい半分の質問をすると必死に「おまえわかっていないなー」という顔つきで反論する。
(私、質問しているだけなんですけど・・笑)
隣の後輩男性は、その様子を見て呆れている。
どうも、途中で、精神的には私側についたようだ。

別れ際に言った。
「もし、ぼくが食べるのに、困ったらお願いするよ。その日が来ないことを祈るけどね・・」

・・・・・・

某大手出版社の手紙を見て、そんな昔の景色を思い出した。
ちなみに、この手紙を送ってきた出版社でも2冊、本を出している。

本がツマラなくなって久しい。
でも、それはビジネス周辺本のお話。
興味のジャンルを変えると、面白いものはたくさんある。
ここ数年、そちらが面白くなってしまって、ビジネス系の本はほとんど読まなくなってしまった。
そこら辺の経営者や大学教授が書いた自己満足本・・・なんて言い方すると、自分の胸も少し痛くなるけど・・、そんな本は時間の無駄だからね(笑)。

困っている奴がお金使って本出して、人の時間を奪う・・という構造。それを商売にするのが出版社なら、もうそういうジャンルはいらない。
ネットを使えば、いくらでも文章は書けるのだからそういうのはやめてほしい。悲しくなるだけだ・・。

2021年10月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
最新のコメント
ページトップヘ