『ロバート・ルービン取引』

過去の収入はちゃっかりそのまま懐に収め、
なにかが吹っ飛んだら不確実のせいにする・・。

こういう行為を、『ロバート・ルービン取引』とニコラス・タレブは名付けた。

春の緊急事態宣言時、泣きながら訴えている飲食店経営者がいた。
「4店舗もあるんです。家賃を保証してもらわないと・・」(大意)

私はテレビを見ながら毒づいた。
「この間まで、俺って4店舗もやっているんだぜー!って威張ってたんじゃないかい・・?」

今回の緊急事態宣言でも、ある飲食店経営者が「これが常識だ!」という顔で言う。
「一律の補助では、私たちのような大きなところは困ります」

「過去の収入はちゃっかりそのまま懐に収め」た人たちの言い分は醜い。
この間まで、リスクテイクが信条だったんじゃないかい?

リーマン・ショック時に批判された銀行救済と同じことが、今度は小口になって飲食業で起きている。
救済は仕方がない。しなければならないのだと思う。
しかし、『ロバート・ルービン取引』を恥ずかしげもなく要求する経営者は市場から退場すべきだ。自己都合を振り回していても、どうせいつかは退場の運命だからね。

 

Zoom慣れ・・

昨年の『年末放談』は、どうもいつもと勝手が違った。
年末感がないのだ。
「年末」と謳っているのに、年末感がない。これは、どうも落ち着かない。

理由は、Zoomのせい。
リモートでたくさんの見えない人に話をする・・というのは、年に1回の特別なことだった。
ところが、今は、しょっちゅうZoomを使っている。
だから、『年末放談』といえども、フツー。

毎年、『年末放談』が終わると、
「あーー、今年も終わりだなー。みんな、ありがとう!」
みたいな感じで、盛り上がったまま酒飲みに突入なのに・・。
馴染みの店も営業自粛しちゃってるし、寂しい年末なのだった。

距離の克服は、古代からの人類の課題だったわけだけど、それが克服され、さらに特別なことでもなくなってもう何年も経つ。そして、昨年はそれが普通になった。

武器の改良、発明が民主化を生んだ。
誰でも安価に使えるということは、何もかもひっくり返すインパクトがある。
それが、兵站部分で起きているというのは、これは意味深ですぞ!

新しい民主化はすでに起きている。
貧富の差はますますついている。
この同時に起きていることの先にあることは・・・・・・。

あれ?
歴史のあの場面と同じじゃないか!!!!!

ヤバイ時代になっちゃったかもしれないなー。

 

年始めのご挨拶

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

ヘーゲルは言います。

「自由とは、必然性を主体に生きることだ」

そこで、次の言葉が屹立します。

自業自得

おそらく、アンドレア・ボチェッリが言いたかったことも同じことでしょう。

「この世には、偶然などない」

私たちは、この言葉をしっかり受け止めなければいけません。

しかし、くだらない合理化をしなければ、
そして、真実を犠牲にしなければ、

そこには、自由がある。

この事実を明るく受け止めたいと思います。

また1年がはじまります。
今年もよろしくお願いします。

 

年末のご挨拶

この世には
偶然などないと学べ

偶然とは
人間の想像の産物で
合理性のために
真実を犠牲とするものだ

(アンドレア・ボチェッリ)

今年は、新型コロナが私たちを襲いました。
そして、思いも寄らぬ境遇を私たちに突きつけました。
多くの人は、それを突発な事故とか運の悪さと捉えます。

偶然などない・・とすると、それは必然。
私たちは、今、必然の中でモガイているわけです。

だから、バーナード・ショーの次の言葉こそがふさわしいのだと思います。

ある人々は物事を見て「なぜ?(WHY?)」と尋ねるが、

私は同じものを見て
「それはいいじゃない(WHY NOT?)」と言う

(ジョージ・バーナード・ショー)

今年は、いつも以上に短い1年でした。
おそらく、目が覚めたからです。
あらゆるものが目覚め、私たちも目覚め、次の動きがはじまったからです。

だから、来年はもっと忙しくなります。もっと短くなります。
そして、もっとエキサイティングな1年になると思います。

来年もよろしくお願いします。
ありがとうございました。

 

ペナントレースに大きなどんでん返しはない

高校野球はどこが勝つかわからないらしい。
ペナントレースでは大きなどんでん返しはないらしい。
そして、世の中で展開されているのは、ペナントレース。
高校野球のわけはない。

ペナントレースは終わらない。
ずっと続く。

居酒屋が大変だ。
MRもリストラの嵐。
あそこも大変で、ここも大変・・・・・・。

みんなコロナのせい?

でも、昨年「忘年会スルー」という言葉があった。
MRの受難も言われるようになってから何年も経つ。
店長をちゃんと養成しないままの店舗展開もおかしい。
あれも、これも、どれも・・・・・・。

コロナは、加速装置。
結果をはやく突きつける装置。

時代の流れはさらに加速。すぐ結果が出る。
ずいぶんわかりやすい時代になった。

ただし、それをコロナのせいにすると見えなくなる。
どれも、これも、コロナって言う前に、
コロナがなかったらどうなったかを考えてみる。
そして・・・・・。

続きは、1月号の『戦略スケッチ』に書いた。
ぜひとも3段ステップのワークをやってみてください。

本日は、恒例の『年末放談』。
時間オーバーが毎年続くので、今年は終わりの時間を決めません。
適度に、疲れたらやめます(笑)。

よろしくお願いします。

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