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近所のコーヒーショップ

都内でサードウェーブ系のコーヒーショップを開くのが流行ってずいぶん経つ。
私が住むマンションの近くにも、一昨年開店した。

開店してすぐに思った。
「こりゃ、数ヶ月しか持たないな・・」
そう思った理由はともかく、私のこの手の予想はあまり外れることはない。

数ヶ月するとお店は迷走をはじめた。
コーヒーショップだけでは成立しないらしく、夜はお酒を出したり、小さなイタリアンに変身したり・・・・・。

そこに、新型コロナが襲う。
お店はほとんど閉店。
東京都からの「感染拡大防止協力金」でずいぶん潤ったことと思う。

そして、最近、お店は閉店した。
不動産を借りて行った初手が大失敗だったわけだが、新型コロナに救われたの図。
撤退の言い訳も用意されているし、万々歳だったことだろう。

・・・という例もある。
協力金の難しさだ。

でも、どんな政策をとっても誤差はでる。
人生には、ある種のツキというものはある。

それを個別にとやかく言っても仕方がない。
ツキにはツキの意味があるかもしれないし、そのツキが当事者の将来を奪うかもしれない。

最低限言えること。
どんなに便利な世の中になっても、基礎訓練ができていない者は市場から淘汰される。

最近、登山道具が発達しすぎて、実力のない者が簡単に冬山に現れるらしい。
そして、最近の槍ヶ岳の滑落事故もそういうことの悲劇の一つだそうだ。
山は、道具ではどうにもならないことを突きつけてくる。

もちろん、商売も同様だ。

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