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110

初めて110番をした。
マンション下で、大音量でディズニー・ミュージックを流す車に辟易。
以前にもそんなことがあったが、すぐにパトカーが来て除去してくれた。
それを思い出して、私が住民代表をすることにした。

恐る恐る110番。
「どうしました」
オフィシャルな物言いがちょっと怖い・・。
「あのー。・・・・・・・・・。こんなことで110番してよかったですかね?」
「もちろん、いいですよ」の一言に安心する。

でも、次に聞かれる。
「車の色、車種、ナンバー」
そして、
「警官が到着したら、いくつか質問に答えていただけますか?」ときた。

ナンバーはわからない。
だって上から見ているからね。
質問はノーサンキュー。
「ごめんなさい。質問勘弁してください。もう寝たいです」

10分後くらい、警官が来たらしい。
大音量は止まった。

以前、マダガスカルで、もっと凄い大音量攻撃にあった。
ホテル近くで、サウンドシステムが朝までポリリズムを奏でていた。
困りはしたが、アフリカらしいポリリズムは悪くない。
私は、リズムに乗りながら深く寝た(ようだ)。
その日、同行の人たちの多くが寝れなかった・・と怒っていた。

ディズニーとか韓流ダンスミュージックでなければ・・。
住宅地で大音量は論外だが、好みの問題というのも面倒だ。
私が、ディズニー・ミュージックを好きならば、110番なんかしなかった可能性もある。
住民の中には、大音量がやんで残念に思った人もいるかもしれない。

だいたい、こんなことで警察に電話するってのが気持ち悪い。
110番って、そんなもの?
大音量の迷惑野郎はくだらないが、110番した自分もくだらない。
そんな時代ですよ・・ってのは了解だけど、つまらないことだなーとも思う。

これから、冬の間、また110番のお世話になるんだろうなーと考えると、それも憂鬱。
ちょっと街場に引っ越した。そしたら、多様性の波が待っていた。
そして、多様性が両手で奨励される時代の雰囲気に嘘くささを感じるようになった。
人間は、そんなに器用ではないはずだ。
だから、多様性はコストを増加させる。
流行りのSDGsに反しているじゃないか!
まー、どっちもどっちとは思うけど・・・・・。

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