本多静六さんの『私の財産告白』が、再発になるようです。
今回は、四六版で上製。定価は2800円+消費税。
9月15日配本予定だそうです。
今回も私の解説を掲載いただけるそうです。
本多静六さんの代表作に、私が解説を書かせていただいた・・という事実は素直にうれしいです。それが再録いただけるとは名誉なことだとも思っています。
そして、どこかにも書きましたが、私は、この解説が結構気に入っています。
今も世の中は不安の裏返しとしか見えない派手は施策や行動ばかりが目立っています。
「でも、実はね・・・・・・・」という話はあまり耳を貸されない状況はさらに病的になっているように感じます。
もちろん、本多さんの時代の起業家たちにも同じ傾向はありました。いつの時代も変わらないようなところもありますが、機心こそが才能であるという勘違いは、現在、ピークにあると見ていいでしょう(つまり、そろそろ・・)。
ですから、この解説をもう一度世の中に投げさせていただけるのは、とてもありがたいです。
なお、機心という言葉を知らない方は『荘子』で確認いただくといいでしょう。
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