2003/12/11(木) 05:04
昔、「ポンプ」という雑誌がありました。
この雑誌は、創刊ゼロ号から発刊になりました。
当時、高校生の私は、このゼロ号に大変愛着を感じました。
編集者の息つかいやバタバタが雑誌を通して感じられるのです。
「ポンプ」が創刊されたのは1978年頃だと思いますが、あのメディアには今のメーリング・リストの臭いがプンプンしました。
そこで、あの高校時代の臭いを味わおうと、「ビジネス万有引力の法則」のゼロ号を出してみたというわけです。
こうやって、ゼロ号の原稿を書いていて思うのは、
「ゼロ=可能性∞(無限大)」ということです。
これが“イチ”ではうまくありません。
“イチ”では、既に方向が決まっている。方向を変えることはできません。
でも、“ゼロ”は違う。
何をやってもいい可能性があります。
いつから、私たちは“ゼロ”を怖がるようになったのでしょうか?
「“ゼロ”になりたくない」といつから思うようになったのでしょうか?
実績なんて、瞬間瞬間の数値でしかない。
でも、その瞬間瞬間がいつの間にか“人格”になる。
しかし、“人格”とは何なのでしょうか。
“私”とは、何なのでしょうか。
それは、単なる“過去”のアカでしかないのではないか?
私は、そう思うのです。
この「ビジネス万有引力の法則」は、毎回、ゼロ号として書けたらと思います。 毎号毎号の出来は様々だと思いますが、瞬間瞬間の「真実なるもの」が書けたらと大胆にも思います。
さて、また新しい船出をしましょう。
目的なんかありません。
コンパスもありません。
あるのは、ただ伝えたいという“想い”だけです。
追記
おかげさまで、私の処女作「会社にお金が残らない本当の理由」は、12月11日現在アマゾンで1位を獲得中です。
これも一重に、今まで応援いただいたみなさまのおかげです。
“1位”というのは単なる数字ですが、その後ろには多くの方々の想いがあると思います。
それを思うと、一言も発せられなくなります。
ただ、ただ、感謝。
ありがとうございます。
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