【おすすめの本】

2003/12/24(水) 05:27

ローマ人の物語 (12) -迷走する帝国 塩野七生(著)

ローマ人の物語 (12) -迷走する帝国
塩野七生
新潮社 ¥2,800

というわけで「ローマ人の物語」
もう出てから11年ですね。
この本ほど、この手の本で日本の経営者に影響を与えたものはないのではないでしょうか?
この巻からローマの衰退期に入るわけで、ハンイバル戦記やルビコン前後ほどの躍動感はないけれど、著者の冷静な視野は冴えるばかりですね。
そして、この頃のローマが今の日本とそっくりなのも、筆が冴える理由かも・・。
すでに、塩野さんの他の著作で東ローマ帝国の滅亡の景色を見せられているので、全体的に叙情性も感じます。
まぁ、今更、言うこともないけど必見!

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