2005/12/28(水) 10:22
えー、一応業務が終了してますので年末のご挨拶でも・・(と言っても、出勤率は66%。ひどい会社だ・・。)
「年末のご挨拶 正式版」は税務のお客様、戦略会議の会員、教材ご購入者、有料メルマ読者、無料メルマ読者のみなさま方にお送りしてますが、『裏ページ』でもご挨拶をしておきます。
やっぱり、締めとくところは締めておきませんとね・・。
(ここで空気の入れ換え・・・・・・・になるかな?)
ー年末のご挨拶(ブログ版)ー
今年は、意外な大雪。
でも、深く降り積もった雪を眺めていると、心の中に「静けさ」がやってきます。
雪というのは、静かに降るのが最も怖いものです。
シンシンと静かに降り積もる雪は、人間の力をせせら笑うかのように深く深くなっていきます。
圧倒的な静けさ。
そこには、小手先の思考では対処できない深さがあります。
そんな静けさと戯れる。
あえて雪国に住む人間の特権です。
私たちは、いつも走ることばかりを考えがちですが、実は待つことも大事なスキルです。
「そんな~。時代の流れが早いというのに、何が待つだよ!」
と思う人もいると思いますが、
「時代の流れが速いからこそ、待ってみる」
というのは、案外戦略的な思考かもしれません。
いすれにしても、「時間」という唯一の資源がどんどん短くなっている現在、何も考えなければ否が応でも走らされる世の中です。
ですから、一年に一回くらいは、「ガンバロー」という思考をやめてみるのも良いと思います。
私の経験では、静けさから生まれたアイデアや哲学的なものは、行動しながら得るものよりも深いものが多いように感じます。
ニュースレターの1月号と音声CD(1月25日発送予定)では、2006年からの「時代」について集中的に語っていますが、その「変化中の今」を捉えるには、「静けさ」が必要だと個人的には思っています。
深い雪のような「静けさ」は、浅学非才の人間には遠い遠いものだとは思いますが、少しでも、「深さ」に向けて「静か」を見つめてみたいと思います(まだ、仕事をしながら「静けさ」もくそもない感じもありますが、明日から1週間は、そんな気分に浸ってみようと思っています)。
みなさま、今年も大変お世話になりました。
ずいぶん、一年間、勝手なことを申し上げできました。
まだ、やっと自分の浅さに気づいたレベルの人間が、何かを発信する。考えてみれば、大変恥ずかしいことだと思います。そして、成り行きとはいえ恐ろしいことだと思います。
しかし、そんな街を裸で歩くような奇行にお付き合いいただきましてありがとうございました。
来年も、「ちょっとマシ」を目指しながら奇行を続けようと思います。
みなさま、良いお年をお迎え下さい。
2005年12月28日
岡本 吏郎 拝
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