月: 2006年11月
【最近賞味したもの】

2006/11/30(木) 05:06

『レント』

んーーーーーー、さて、さて。
どうなんでしょうね・・。

2階席だった不利もあるとは思うけれど、イマイチだった・・というのが感想。
3年前はどうだっただろう?

曲の良さで押せるから、会場全体は受けていた。
でも、明らかにsomethingがない。
まぁ、一線級が来てるとは最初から思ってないけど、それにしてもトップと次以下の差は大きい。

主催者側の「やっつけ感」も感じたな~。
字幕いいかげん、舞台のセッティングもエイヤー。

何を語るかではない。誰が語るかなのだ・・・。ということがよく出た舞台だった。
曲がキャッチーでもごまかしはきかない。

追記
ただし、『レント』の2回目の来日の時代的意味は大きい。
このミュージカルで描かれることは、10年経って、この日本でも市民権を得たと言っていいでしょう。
もう少し言葉を変えると、新しい市場が忽然と現れた・・・のです。
この2006年的な意味はとても大きいと思うのです。

【最近賞味したもの】

2006/11/29(水) 05:21

『百年恋歌』

1911年、1966年、2005年の各時代。
その各時代に、同一人物の2人の男と女が互いに恋をする。

しかし、この映画は決して輪廻転生を言いたいわけではない。
あえて、同じ男と女で各時代の恋愛を描くことで、本質を抜き出そうとしているのだろう。

そして、二人の関係は「恋愛関係」と表現するよりも「男女関係」と表現する方が正しいことに気づく。
なぜならば、時代時代の「男女関係」は、まったく別物。

私たちが考える純愛的なものは1966年。
そして、(ビートルズが『リボルバー』を出した)1966年を機軸に、1911年と2005年を描く。
1911年には、恋愛と言うより情が、2005年では、レズ関係も絡めたゲームが描かれる。

どれが良いとか悪いということではない。男女関係の変換が主役。
そして、それを保つ「場」こそが本当の主役。

と言うことで、この映画の主人公は、時代が生み出す「場」
そして、その場によって作られえる男女関係。

さらに、男と女の時代に対する感性の差も見逃せない。
男って、どうして、こんなにダメなんでしょう。
女の持つセンサー能力は、最後に男を翻弄する。
時代の変換は、男主導から順次主権の交代が行われているというわけ。

淡々と音と映像を結びつける手腕に拍手。
当然ですが、音も時代を「場」にする重要なアイテム。
そいでもって、この台湾映画もマリエンバードの子供ですな。

ただ、マリエンバードの子供たちは、観客には少々忍耐を強いる点が難。
そこら辺はもう少し何とかして欲しいよな・・・・・・・・。

【苦しめTAROお仕事LIVE】

2006/11/28(火) 05:47

『経営計画セミナー』

今日から、今年最後の『経営計画セミナー』。
来年はじめに行う卒業生の会(『年頭に”頭”を使う会』と言います)同様大盛況・・。

そろそろ、来る人が少なくなるかな?と思っていたので驚きです。
まぁ、自分で言うのもなんですが、このセミナーは1回は受けておくべきセミナーですからね~。
自己啓発セミナーの矛盾なんかもわかりますし・・。

一応、現在の予定では来年は1回の開催です。
そろそろ受講された方もいい数になったので、1回でいいかな?という感じ。
まぁ、今回の開催を見て、希望が多ければ2回もあり得ますが・・・・。

さて、では今回も「見たくない現実」をたっぷり見ていただきましょう。

【無理に哲学】

2006/11/27(月) 05:49

30年の重さと軽さ

11月24日でムーンライダーズの一連の30周年イベントが終わった。
中学生の時にジャケ買いした『火の玉ボーイ』を縁に30年。
んーー、涙ものだ。

イベントは10年目にも20年目にもあった。
10年目は就職して3年目の夏。

当時付き合っていた彼女に、このバンドがいかに凄いかを力説した。
当然だがわかってもらえなかった。
貧乏サラリーマンはライブにも行けなかった(東京が遠かったな・・)。

20年目は、脱サラして3年目。人のことなんて気にしていられなかった。

なぜか、30年目は追いかけた。
そこに何かがあると感じたから・・・。

見つけたものは、重さと軽さ。
なるほど、追いかけたくなるわけだ。

裏切り方のセンスと期待を上回るセンス。
そして、既に気分は先にある意志。

人生の先輩のそんな姿を見ましたよ。

そして、哲学。
「そうなのだ。人生なんて軽いのだ。そして、その軽さが重いのだ」

いやー、こんな学習をさせていただくなんて・・・。
15歳で出会い、大きく影響を受け(なんだか、若手の映画監督みたい・・)、45歳で再度教えていただいたこと。
それが人生の軽さ。

力が抜けて、宇宙を見た。
重いものなんてないのだ。

できたら、自分も裏切り続けたい。
自分と宇宙と真理って奴を・・・。

【無理に哲学】

2006/11/24(金) 05:51

ボジョレヌーボ

先週、「ボジョレヌーボを飲む会」なんてのに行った。

「会」なんて言うと大げさで、月に一回飲み会やっている仲間のTさんのお誘いなのだった。
「ワインカラー」のものを身につけること・・という掟書が来てびびったけど、まぁ、そんなことはどうせごまかせるとタカをくくってフラフラ行く。

でもって、ワイン以外に「特別な毛ガニだぁ!!」などと言われて「特別」な食い物も出た。
しかし、どのように「特別」なのかもまったく理解できず、「うまいうまい」という言葉以外は慎重に選びながらただ食った。

かわいそうなことに、料理を出す側の「こだわり」は、まったく「猫に小判」。
ただ、食って、飲んで、世間話をした。

帰りに、「残飯捨ててよ」と言われて、残飯を押し付けられ帰った。

そこで哲学。
「ネコにも小判の価値はわかるが、本当の”お楽しみ”までは理解できない」

そういえば、「何か音楽を持ってきなさい」という命令に、ボジョレヌーボに合う選曲なんてことをして、CDを15枚ほど持参。

どれもこれも、名演&もう完璧にボジョレヌーボな選曲だったのに、参加者の誰も音楽のことなんてどうでも良くて食って飲むだけ。
結局、ここでもネコに小判(料理を出した人の悔しさがここでわかった!)。

翌日、家に帰って、良いステレオで聞きなおしをしましたよ。
音が出た瞬間、飲みなおしたくなりましたね・・。

んー、今度は、我が家で、旬のものを食いながら冷酒を飲むというのをやるか?
でも、結局、どんなステレオで聞かせても、誰も聞いちゃいないから毛ガニとポトフとパスタとサラダとパン同様の運命になるな・・。

【最近賞味したもの】

2006/11/22(水) 05:34

『プラダを着た悪魔』

「おお~、メルリ・ストリープが好演してそうじゃ?ん!」
と思って見た映画。
初日のため満席(あー、いやだ・・)

メルリ・ストリープはあいかわらず良い。
彼女の映画って何年ぶりと言えないくらい久しぶり。
でぇ、この人の技って凄すぎます・・。本当に、「技」という表現が合う。

しかし、映画はしょぼい。
んーー、まぁ、こういうハリウッド映画に「しょぼい」などと言い放つほうがバカなのは承知だけど、なんだかな~。

この映画見たら、地方在住&大忙し野郎の割には、今年は良い映画を見てきたな~と思ってしまった。
でぇ、そういう映画を見てきた人には辛いですよ・・・・・・・。
そんなこと言わずに楽しみたいけど、予定調和が進む様には、そうとしか言えなくなってしまう。

主役のアン・ハサウェイは、雰囲気がライザ・ミネリみたい。ゆえに高感度高い。また何か見てみたいな。

ところで、アメリカンドリームって結局ステレオタイプなスーパーマン願望なのかな?
主人公はOLで普通の人ってことだけど、クラーク・ケントなんだよな。
それで、悪役を倒す代わりに、ミランダ(M・ストリープ)の要求を高いレベルでこなす。

どうもこういうアメリカンドリームのあっけらかんとしたマンガには、日本人としてはついていけないのだよ。
そりゃ、恋の破局なども描かれているけど、基本的には、ウルトラマンのカラータイマーみたいなもんだもんな。

日本の大衆映画の構造が忠臣蔵から離れられないように、アメリカの大衆映画の構造はスーパーマンなのだ。
でも、そう考えると、スーパマンに同意できないと同様に、忠臣蔵にも同意できないわけで、ついていけない理由は日本人というよりも別のところにあるな・・。

いっそ、忠臣蔵VSスーパーマンでも見てみたいな。

【無理に哲学】

2006/11/21(火) 05:43

遷都の法則

会社では、とんでもないことが起きているらしい。
年に2回ほど起こる大きなレイアウト変更。
それの凄くデカイのが執り行われている。
前回が昨年12月だったから、約1年ぶりということで大きくなってしまっている模様。

なんと大型トラックを1台借りて、そこに荷物を移動。
そしてレイアウトを変更しているのだから引越しに近い。
久しぶりに大工さんも入ってる(・・そうだ)。

帰ったらどんな風になっているのやら、楽しみなような怖いような・・。
まぁ、当社の模様替えは毎回とんでもない。

そこで哲学。
「環境を変えないで別のことをするのは難しい」

「遷都の法則」などと勝手な名前をつけている法則があります。
一言で言えば、定期的に引っ越したほうが会社はよくなることが多い・・という法則。
根拠はないけど、経験値。

でぇ、当社は引っ越せないのでレイアウト変更の毎年・・。
でも、そろそろ人が入りきれないので、ちょっと考えないとなーーぁ。

【無理に哲学】

2006/11/20(月) 05:34

暴飲暴食

暴飲暴食が続いている。

飲み会でワインを煽り、
大間のマグロで日本酒をグイグイ飲み、
ボジョレヌーボと毛がにでやっぱり6時間近くのみ、
締めに、ワインの夕べで各年代のワインをうまい料理で堪能。

こんなことを4日間も続けていて、まったく家にも帰っていない。
暴飲暴食の風来坊なのだった。

そこで哲学。
「やっぱり平凡が一番長続きする」

あー白いメシが食いたい・・

【苦しめTAROお仕事LIVE】

2006/11/17(金) 05:17

VIPミーティング予告

えー、先週は無事に『VIPミーティング』が終了いたしました。
直接お話できなかった方々も多く、残念な気分もありますが、毎度毎度ありがとうございます。

でぇ、次回予告ですが、次回はミーティング時にも予告した内容を2テーマ行います。
その2コマを私が担当。
そして、成功事例を毎度のごとく一コマ。
さらに、ゲストをお一人お呼びします。

今回のテーマが「極化」と「究極のマーケティング構造の作り方」であったわけですが、次回は、そこを受けての細分化した内容と精神的な内容の両極を予定しています。

ということで、とりあえずは今回問題提起したことについて半年間悩んでみてください。
大変ですが、仕事の構造に一つピリッとしたものが立つと思います。

後、『フラガール』の視聴もお忘れなく!!

追記
毎回のことですが、このミーティングが最も疲れます。
翌日は10時まで爆睡。
その後も仕事にならず、サンドバスで汗をかき、ヒーリングまでやってもらいました(腰の痛いのが少し直りました・・)。
私的には、毎回、参加者の方々との勝負と思っています。
次回も懲りずにお越しください。
ここまで準備ができると、ずいぶんやりたいことをやれてきますので・・。

【無理に哲学】

2006/11/16(木) 05:04

ペレットストーブと書斎

初めてペレットストーブに火を入れる。
書斎の暖房の施工に問題があり、弁償でもらったもの。

書斎には、さうがに薪ストーブまでは必要がないので、ペレットストーブは欲しかったけれど、まさかタダで手に入るなんて・・・ね!
こんな高額なものがいただけちゃうって、どういうことでしょう!!

ここのところ、この手のなんとなく欲しいと思っていたものの手に入る確率がとても大きくなっていて、本人はびっくり。どういうことでしょう・・。

そこで無理な哲学ちゃん!!
「何かが期待されている。その代償が現状だ・・」

ってことで、私は、こんなペレットストーブなんてものをいただき、母屋から離れた書斎で大音量で音楽を聴くことができる環境まで手に入れさせていただき、何を期待されちゃっているんでしょう。
この代償は当然ながら大きいはずですな・・。

まぁ、それを考えるとプレッシャーだよな~。
そいでもって、プレッシャーはそこらじゅうで出現しております。
「やだよー、やだよー」と言いながら、ズルズルと行きたくないところに引っ張られる感覚というのでしょうか?

なんだか、ますます「やだよー」という叫びは増えそうな・・。

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