【無理に哲学】
『アヒルと鴨のコインロッカー』2007/07/20(金) 05:23
やっと、気分が晴れた。
カーン!!とヒットが出るような気分がないままの2007年オカモト君の映画見聞は続いていたけど、やっと3つ目。
原作を読んでいる人には、まだまだ・・と感じるんだそうだが、原作を知らない人間には、十分良い。
ここのところ続いた不毛のせいもあり、はじまって5分で気分は良くなった。
エンドレステープで流れる『風に吹かれて』。
その詞の意味が、ひん曲がって映画の状況とリンク。
それが大事な時と共にコインロッカーに封印。
人が生きると言うことは、こうした封印の連続なんだな・・。
河崎も、ブータン人の中で生きながら今封印の時を迎える。
それを思い出とも言う。
でも、そこを封印としたところに共感。
そこで無理矢理哲学。
「封印だから解かれるときもある。人間は、そんな可能性のかたまりなんだな・・」