【無理に哲学】
タクシー値上げ後日談2007/07/27(金) 05:21
以前、タクシーから降りたら、突然新聞の取材に捕まり、「今日からタクシー料金が値上げされましたが、どう思われますか?」と聞かれたことを書いた(ちなみに、@長野市)。
そのとき、「うるせー、お前の給料とタクシーの運ちゃんの給料を考えてみろー」と言いたかったことも書いた。
ついでに、そんなことは資本主義の世界では、料金が上がって嫌な奴はタクシーを利用しなければいい話だし、そこに低所得者がどうのとか障害者がどうのという議論を持ち込むのは、行政に言うべき話を民間のタクシー会社に言うというバカなことでしかないとも書いた。
その後、ニュースは言っていた。
「料金を値上げしたら、タクシーの利用量が減り、値上げしたタクシー会社はさらに苦境に陥っている・・・」
ほーら、これが資本主義だよ。
問題は、タクシー料金の値上げについて、とやかく言って報道したことの落とし前はどうなるかということである。
その感情的な報道の無意味さ。
世の中は、こんなものばかりなんだろうな・・。
おい、タクシー会社の苦境も、もっとちゃんと報道してやれよ!と言いたい。
そこで、きっと誤解されるな・・と思いながら哲学。
「弱者は強者だ」
時々、いるでしょう。
失礼な、弱者もどき。
マスコミは、そういうことにも客観的な視点をもつべきだけど、言うだけ野暮だな・・。
タクシー会社と運転手の利益は相関関係ありませんから、値上げで客が減り、タクシー会社が苦境というのは、有り得ません。いつも運転手個人だけが困っていることです。会社は歩合で調整するので、一台辺りの売り上げが減れば、歩合支給率を減らすので、困らないのです。会社が困っていれば、既にタクシーが駅で溢れかえっていること自体有り得ないでしょう?会社の利益最優先ですから、運転手が一人負けということです。