【TAROの日記】
高校生の演劇2008/06/16(月) 04:03
娘の通う高校の文化祭に行く。
目的は、演劇祭。
3年生の各クラスが演劇を披露し争う。
残念ながら全てを見ることはできなかったが、その一部を堪能した。
粗を探せばキリがない。
ツメの甘さや演出の強弱も気にはなる。
しかし、とにかく良い。たっぷり楽しませてもらった。
当然、贔屓目はある。
一生懸命やっている彼らにほだされているのは間違いない。
でも、間違いなく、彼らはボクらの高校時代よりも優秀だ。
もちろん、ボクらの高校時代にはあったもので彼らが失っているものもあるだろう。恵まれている者達の弱さは大いにありそうだ。
しかし、そんなものはボクらにもあった。
彼らにソレがなかったらボクらがかなわない。
ボクらなど、時代の化石だ(本当にそう思った)。
もう違う感性と実力の萌芽が始まっている。
彼らが社会に出ても、この演劇祭と同じようにエネルギッシュに活動できるようにすること。これがボクらの役目なのは間違いない。
それができなければ、彼らはボクらと日本を捨てるはずだ。
若者には、多くの”不足”がある。
でも、ボクらにも多くの”不足”がある。
”不足”こそが流通の基礎なんだから、こんなうれしいことはない。
彼らの”過剰”をどうモノにするか。彼らの”過剰”自体の供給量が限られている時代だから、大いに考えてしまう。
ボクらの”不足”は明らかだ。
その”不足”を認めてしまえば、打開策はある。
演劇祭でオジサンは大いなる刺激を受けてしまった・・・・・・・。
明日から『戦略セミナー』。
中小企業のオヤジ達の演劇も荒削りでドタバタだ。
でも、だから面白い。
おじさん達も負けていられない。