【TAROの日記】

2011/06/29(水) 08:42

俗説と般化

『プレジデント』に、ある税理士が、
お金持ちは長い財布を使っていると言っている記事があった。
本もあるらしい。

本は読んでいないのでわからないが、
この『プレジデント』の記事は、よろしくない。
典型的な”般化”だ。
これを「税理士」という肩書きの人が言い放ってしまうってのはどうなのか?

玄米を食べると、放射能が身体から出るという俗説が広がっている。
おそらく、根拠はない。しかし、俗説だからいい。

「般化」には、一部真実がある。
主張する税理士の身近には、そういう人がいるのだ。
しかし、一般化してはいけない。
さらに、こういう件では、プラシーボも期待できない。

玄米の俗説には、事実はない(と思う)。
しかし、プラシーボは期待できる(笑)

実に、皮肉なことに、「般化」の方が罪が大きいと思うのだ。

・・とはいうものの、世の中は、こうした幼稚なお話ばかりだ。
騒いだってはじまらない。こういう話がお好きな人には、それでいいじゃないかい!

般化した税理士さんの意図もそこにはないのだとで思う。
記事はいけないが、本の方は、あいかわらずのタイトルだけだと思いたい・・。

「俗説と般化」へのコメント(0件)
  1. 玄米のほうが白米と比較して相対的に残留農薬量は多いですよね(適切に農薬が使用されている場合は問題ないです)。
    放射線ヨウ素検出騒ぎで売り切れたミネラルウォーターのほうが、水道水よりも、砒素や微生物の管理は緩いですよね(どっちを飲んでも問題ありません)。
    「○○をやっとけばオッケー」という表現を見た瞬間に、脊髄反射でウソだと見切っておけば、オッケー、です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


2011年6月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  
ページトップヘ