2012/11/30(金) 08:25
朝、ラジオでチェッカーズが鳴っていた。
次女がそれを聞いて「ダサい!」と言っている。
妻は、次女に、「それでも、私たちの時代にはすごくヒットしたんだよ」と主張している。
私は、チェッカーズを知らない。
まともに聞いたことがないのである。
しかし、その知らない私がラジオのチェッカーズをチェッカーズと認識するのはなぜだろうか?これはこれで不思議だし、凄いことではある。
だけど、個人的には、このダイアトニックな感じは受け入れ不能。日本の流行歌(はやりうた)のほとんどを受け入れ不能なのも、そこに理由があったりする。
ラーメンにはコショウを入れないと気が済まないし、スパゲッティーにはタバスコをかけないと気が済まない。どういう理由かわらかない。別に、入れて特別うまくなるわけでもないのだけど、物足りないのは確かだ。
まー、いつの間にか入れるようになって、癖になったのだろう。
朝、ハーモニック・マイナーのスケールで遊んだ。
しかし、指が勝手に♭5に伸びる。これは、最早、肉体化している感じで、心の中で「おいおい」と思うのだけど、どうにもならない。♭5は、明らかに、私の中のコショウでタバスコなのだった。
ところで、次女が「ダサイー」という理由だ。
奴が演っている音楽は、基本的にストレートなロックとか木村カエラ的なものが多い。
林檎さん(@次女)とかも混ざっているけど、そんなにメンドーなものはやっていない。
この間、彼女がやっていた木村カエラだって基本的にダイアトニックだ。
しかし、♭6のCがなんとも言えない効果を醸し出している。そんで、♭7と続く。この塩梅が胸キュンである。
ついでに、イントロのE→E△7→E7と下がっていくところも、青春な人たちにはたまらないだろう。癖になるのは間違いない。
それで、現在16歳には、チェッカーズはダサく聞こえるのかな?
しかし、もう一周すると、今度は、チャッカーズその他流行歌的なものの方がカッコ良くなる時代が来るのかもしれない。
そして、次女が母になった時、娘に、「木村カエラはダサいよー」と言われてしまうのかもね。
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