【TAROの日記】
自力2014/02/13(木) 08:28
久しぶりに新潟に帰ってきた。
そして、今日も雪。
出張先のテレビで見た東京渋谷のような雪である。
そんな小ぶりの雪の中を通勤しながら今日は思った。
「東京で、この雪は最悪だ・・」
同じくらいの量だけど、東京でこの雪に遭遇するのは絶対に嫌だ。
人が多いし、頼れるのは、公共機関だけ。
自力でなんとかできる余地がないのだ。
自力を手放すと豊かになる・・ということを書いたのは誰だったか?
ちょっと名前を忘れたが、それはそのとおりだと思う。
自給自足にこだわっていたら、私達の生活は作って食べるだけで終わる。
分業のパワーは絶大だ。
しかし、それが行き過ぎればリスクはドンドン増える。
会社経営なんて、社長が現場に立たなくなった頃に、スタッフがみんなやめたら、すぐにお手上げだ。
ある程度の気候の変化を予定している土地というのは、住みづらいけれど、リスクを予定できる点がいい。
それは、そのままそういう土地に住む者の生活感にもなる。
昔、アマゾンの私の本のレビューに、「雪国の人が書いた本だ」的なものがあった。
私はそれを読んで大笑いした。
確かに、そういう点はあるかもしれない・・と思った。
もちろん、同時に、その感想に違和感も感じた。雪国に住んでいれば、みんなそうなるわけではないから,稼ぐ人が長い財布を持っている・・というのと同じなのは言うまでもない。
・・と書いている間も雪はシンシンと降り続く。すでに、あの日の東京よりも多く降っているだろう。
どこまで積もるか?
静かに、それを見ながら、今日も普通の一日を過ごすのだった。
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