日: 2014年5月2日
【TAROの日記】

2014/05/02(金) 09:20

市役所の出張所

朝、パスポートの更新の手続きをしてから出勤する。

市役所の出張所は、職員が3人だけいる閑散とした空間で、パスポートの更新希望を告げると親切に対応してくれた。
途中、ご老人が一名入ってきたけど、すぐに出て行った。

んーーー、私はこんな職場一日と持たないと思うけど、一般的にはうらやましい職場だ・・。

もちろん、朝の30分ほどの景色で全ては言えない。
おそらく、手間のかかる申請者は多いことだろう。
私なんて気が短いから、「どこに名前書くの?」なんて質問には耐えられないと思う。
しかし、場の空気というのはいろんなことを伝えてくれるから、30分もいればそれなりにわかることはある。

この職場は、適度な良い職場だと思う。
民間的には、「ぬるま湯」という表現が相応しいかもしれない。
しかし、これは嫌味を言っているわけではなくて、組織の自己成長作用など必要ない出張所なんだから、当たり前である。
そして、それも必要だから存在する。
こういうところに経済原理を持ち出しすぎても仕方がないだろう。

ただ、この国は、不便と便利の境がなくなりすぎていないか?
便利は必要だ。しかし、その経済的効用の価格は高くすべきだ。

右肩上がりの経済環境という特殊な状況から離脱してしまった今、年金問題のようなデカイ問題ばかりではなく、ここら辺のたしなみ方の再構築が必要だと思った。

たまに自分がいる世界と対極の場に行くと、いろいろ面白いものが見えてワクワクする。
この間まで行っていた沖縄より面白いかもしれない。
工場見学が流行るわけである。

2014年5月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
ページトップヘ