【苦しめTAROお仕事LIVE】
イメージ記憶2014/05/29(木) 08:35
山菜採りなどに行くと、長年やっている人とやったことのない人の差は歴然と出る。
取るのが下手な人は、足元にあっても山菜に気づかない。
イメージ記憶が薄いからだ。
毎度言っていることだが、みんなが同じものを見ているわけではないのだ。
昔、父と雪山に入っていると、父が突然言った。
「ウサギだ!」
しかし、私にはまったく見えない。
雪の上の白いウサギは、冬の里山を歩きまわることの少ない私には、まったく見えない存在だと知った。
一昨日から一冊の本を探している。
今書いている本に引用したい表現があるからだ。
当社の蔵書システムはすごくよくできていて、本のタイトルなどを入れると、保管場所が瞬時にわかるようになっている。データ入力もスキャニングだけなので作業も楽な優れものだ。
しかし、唯一の入力項目である保管場所の入力間違いというヒューマンエラーがあったために、探している本が指定場所にない。
本の入力でいちいちチェックもしていられないだろう・・ということで内部検証をしていない弱みが露呈してしまった。
そこで、私のイメージ記憶で探すことにする。
手伝おうとするスタッフには、「ムダだ、俺が探したほうが早い」と言って、手伝わさなかった。
ところがない・・。ある程度の心当たりのある場所にもない。
完全に消滅してしまった・・・。不思議なことだ・・と思っていたら、今朝出勤すると、スタッフが見つけてくれてあった。
本は、私があたりをつけた場所にあったらしい。
ただし、ブックカバーがついておらず、私のイメージ記憶からは遠い姿だった。
イメージ記憶が裏目に出ることもあるのだなーと知った。
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