日: 2016年10月11日
【TAROの日記】

2016/10/11(火) 08:31

年齢って?

恵比寿ガーデンプレイスで行われた恵比寿音楽祭。センター広場ではジャイルズ・ピーターソンがDJをやったらしい(無料)。
私は、その音楽祭のメインイベント(だと思う)『モントルージャズフェスティバル』に土曜日と日曜日に行った。
マルコス・ヴァリーやカエターノ・ヴェローゾがかぶりつきで見れるのである。そして、お客もそれほど多くない。これは贅沢だった。
そして、金曜日のメタファイブや日曜日の八代亜紀を見なかった私には、ブラジル音楽祭という感じだった。

日曜日は、新宿ロフトでムーンライダーズを見て、アンコール前にロフトを出て恵比寿に走った。そして、カエターノを見た。
一人で、フェスを企画して2つのステージを走り回っているみたいで笑えた。

ところで、木曜日には、いつもお世話になっている和尚の社内講話があった。
一年に一回お願いして、当社のスタッフに話をしてもらっている。
ここ数年、私が留守の間に、和尚に来てもらっていたので、私が社内講話に参加したのは久しぶりにだ。

65歳になった和尚は若かった。
私が出会った頃の和尚は41歳だと思うが、その頃に戻ったように思えた。
とにかく、みずみずしいのだ。
年を取るというは、そういうものなのか・・?

・・・と新宿ロフトで音聞いて思った。
活動休止を休止した目の前のおっちゃん5人は、若かった。
盟友一人を失い活動を休止したわけだが、彼らは再度青春を開始したように思えた。
とにかく、音がみずみずしい。
私は70年代にいるような錯覚を覚えた。

そして、カエターノがまたいい。
今回は弾き語りだったので、ジョアン・ジルベルトの初来日のみずみすしい音を思い出しつつ、彼の音に酔いしれた。
やっぱり若いのだ。

もちろん、マルコス・ヴァリーもそう。
あのキーボードの前のおじさんが73歳には誰も思えないだろう。私と同じ年と言っても通ると思う。

最近、老化現象が私の身にもいろいろ押し寄せているが、そんなこと言っている場合ではない。
このみずみずしいジジイどもを前にして、老化など・・と言っている場合ではない。
まだまだ、頑張らねばならない。
・・・というか、これからなのだ。
もう一度、彼らの足跡をじっくり追ってみたいと思った。

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