【TAROの日記】

2018/06/29(金) 09:06

山形でオプション料

そろそろ、山形の有名レストランのことを書いておこう。
昔、テレビでも紹介された有名シェフのレストラン。名前は一応あげておかないけど、周辺情報は、こんな感じ。

JR羽越線鶴岡駅より車で約20分

ここに、『ワイガヤ・セミナー』の訪問地の一つとして行こうと考えていた。
……考えていた・・と書くくらいだから、未遂に終わったわけだが、行かないで済んだのは、相当にツイていた・・。

だって、後で行った人(複数)に聞いたら、「あれは、ドライブインだ」とか「あれは、ひどい」という評価。私が信頼する舌の持ち主が誰も良いことを言わない(だから、食べログの評価が謎・・)。

霧で飛行機が降りることができず羽田にUターン。
それで、そのレストランには行けなくなった。
そして、キャンセル料を100%請求された。キャンセル料100%を知るまでは、「また別のときに行こうね」と言いつつ、すでに具体的なリベンジを考えいたけど、キャンセル料100%と聞いて、その気がなくなった。

1円も払うつもりがないわけではない。私たちを、そして全ての客を、一見客と見ているのがツマラナイ。一回限りのゲーム。彼らはそう考え、さらに、私たち、そして全ての客は、無口で何もしゃべらない存在と思っているらしい。ドライブインと化すのは当たり前かもしれない。

ちなみに、キャンセル料は交渉して50%にしてもらった。一度、100%を請求されると、これでも妥当とは感じられない。
山形の飛行場で待っていてくれたジャンボタクシーは、何も請求せず、それはそれでどうかと思うが、どうせなら、タクシーの方に半分上げたい(原価率は、25%程度でしょ、きっと・・)。

新しい飲食店に行く・・という行為、そしてその支払は、オプションの購入だ。だから、1回目の支払いはオプション料になる。
私たちの今回の場合は、そのオプション料が料理代の半分で終わった(結果的に)。ワイン代という結構値が張るオプション料の支払いもしないで済んだ。

つまり、約5万円のオプション料を払ったが、予想どおりにはならなかったので権利を放棄したことになる。そして、それは跡から評判を聞いて正解だったことを知る。

1回ゲームと考えたア○○というレストランは、権利放棄のオプション料を手に入れて満足だと思うが、残念ながら、このゲームは繰り返しゲームだ。

さらに、私ごときは狭い世界でしか影響力はないが、しかし、その世界には、たくさんのハブにあたる人たちがいる。結構拡散度はデカイと思う。
・・・というプレイヤーのプロフィールを考えようとさえしないレストランのその後は見えている。
一回限りのゲームが無限に続くという想定を無意識でしているのだと思われるが、Bフィイードバックの力が強力なっている現在、その想定はバカなことだ。

屁理屈を書きながら、あるお店の経済的態度について書いてみた。別に、こんな店はダメの一言で済むことだけど、こうして屁理屈を書いてみると、現在の環境がいろいろ見えて面白い(と思った)。

この店は、東京にも関連の店があるらしいが、もちろん今後行くことはない。だいたい、我々が東京から行くことくらい知っているだろうに、バカ過ぎるよな・・。
今の人間には、時間が一番貴重だから、結果的にはずいぶん安いオプション料になったってことだ(しかし、この文章を書くのに、少し時間(8分くらい)を使ってしまった・・・)。

 

 

 

「山形でオプション料」へのコメント(1件)
  1. そうかな?100%はヒドイと思うけど、キャンセル料の提示はその商品やサービスの原価や原価率を提示してしまう様な行為だから難しい事ではあるけどね。

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