1．ＴＡＲＯの独り言

11月22日が誕生日。
そこで、車のナンバーを11-22にしている。

（TAROの迷い言へ続く）

1．ＴＡＲＯくんの独り言拡大版
今週は「理想はハイジのおじいさん」を変更してお届けいたします

■ なまえ

友人の公認会計士が懲戒処分。半年間業務ができなくなりました。
残念な知らせを聞きながら、私はある場面を思い出していました。

それは以前にも書いたことがあるエピソードです。
当時大学生だった私たちは道端で営業している占い師に呼び止められました。
興味本位に立ち止まった私たちが軽く手相を見てもらい、その場を去ろうとすると、占い師は言いました。
「この紙に名前を書きなさい」

紙に書かれた名前を見ながら占い師は友人に向かって言いました。
「最高の名前だ。何も言うことがない」
次に、私に向かって言いました。
「この名前は問題がある。できたら名前を変えたほうがいい」

これは最初から仕組んでいるな。オレの名前を先に見たら、オレの名前を褒めたはずだ・・と思いながら、安くないお金を払った私。
その私に友人が言います。
「僕の名前は、成功したおじいちゃんの名前をそのままもらったんだ」
彼は誇らしげです。
これを聞いてがくぜん。
名前を変えたほうがいいのかな～とちょっと思いました（笑）。

それから30年後も、私たちは時々会っていました。
しかし、ある日の友人はいつもと少し様子が違いました。
彼はソワソワしながら言いました。
「今度、少人数私募債を発行することにしたんだ。一口買わないか？」
彼の言い方には、すごいだろ！という態度がありましたが、私は一笑に付しました。
少人数私募債なんてごまかしです。金に困っているに違いない。反射でそう思い反応しました。そして、私の反応に友人は恥ずかしそうに目を背けました。

そんなことはありましたが、私たちはそれからも酒を飲む仲を続けていました。
彼の金回りについては心の中で心配していましたが、あまり事仕の話をすることはありませんでした。

************ 以下、続く ************

3．まーけ塾レポート

■ 【第一週】今月の『まーけ塾』を俯瞰する（目次）

4．Ｑ＆Ａ

電子書籍にチャレンジ

5．しょせん人の言葉　 しかし、気になる言葉

（マイケル・ポランニー）

6．砂漠の中から本を探す

『経済評論家の父から息子への手紙』

7．ＴＡＲＯの迷い言