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出版のご相談とご面談のお願い

某大手出版社から手紙が来た。
「出版のご相談とご面談のお願い」

ついに、この出版社までもが、自費出版ビジネスに手を出したか・・と悲しくなった。

もう10年くらい前になるだろうか。
このビジネスの先駆の大手出版社が面談を求めてきた。
冷やかしもあり会ってみた。
女性営業マンと後輩らしき男性が、私がこの出版社から本を出していることも知らずに、プレゼンする。
生意気そうな女性営業マンが、私がからかい半分の質問をすると必死に「おまえわかっていないなー」という顔つきで反論する。
(私、質問しているだけなんですけど・・笑)
隣の後輩男性は、その様子を見て呆れている。
どうも、途中で、精神的には私側についたようだ。

別れ際に言った。
「もし、ぼくが食べるのに、困ったらお願いするよ。その日が来ないことを祈るけどね・・」

・・・・・・

某大手出版社の手紙を見て、そんな昔の景色を思い出した。
ちなみに、この手紙を送ってきた出版社でも2冊、本を出している。

本がツマラなくなって久しい。
でも、それはビジネス周辺本のお話。
興味のジャンルを変えると、面白いものはたくさんある。
ここ数年、そちらが面白くなってしまって、ビジネス系の本はほとんど読まなくなってしまった。
そこら辺の経営者や大学教授が書いた自己満足本・・・なんて言い方すると、自分の胸も少し痛くなるけど・・、そんな本は時間の無駄だからね(笑)。

困っている奴がお金使って本出して、人の時間を奪う・・という構造。それを商売にするのが出版社なら、もうそういうジャンルはいらない。
ネットを使えば、いくらでも文章は書けるのだからそういうのはやめてほしい。悲しくなるだけだ・・。

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