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ゲール語

自転車絡みのことを2連チャンで書いたので、本日もチャリンコ話で・・。

私は、サンツアーとかダイアコンペ・・などの滅びた言葉を使う昔のチャリンコ・マニア。チャリンコ関連のことを考えると、気分はゲール語を話しているような感覚になる。

チャリンコ周辺の進歩は恐ろしい速さで、ゲール語なんて話している場合ではないのだけど、中学生〜高校生・・という一番多感な、そして金のない時に、そればかり考えて過ごしてきたので、あの時に化石化してしまっている。

そんな私が、今春にパーツの総入れ替えをやった。
インフレの兆しと在庫逼迫の予兆の中で、なくなりそうなもの、高くなりそうなものを買った。その一つが、ロードレーサー(最近は、ロードバイクと言うようだが、これが言えないのです・・)のパーツ。

友人のチャリ屋に最近のカンパニョロの評判を聞くと「良い!」の一言。
そこで、スーパーレコードを奮発。中坊の時の夢を実現することにした。

この新しいスーパーレコードが素晴らしい。
小気味よくチェンジするのだ。
後ろだけで12速って、もうフロント・デュレーラーなんていらない。

ホイールはBORA WTO 33。
これがまたいい。
最近の田舎のアスファルトはクラックだらけなので、ちょっと太めのタイヤと良い具合に路面の状況を吸収してくれる。とにかくよく走るチャリに変身した。

しかし、それでも、ゲール語が恋しい。
チャリ熱に火がついたので、手元にある昔のパーツで一台組み上げようと思った。
チャリ屋の友人に頼むと、「もう昔の専用工具はない。自分でやれ!」と断られた。

そんなわけで、奥にしまってあるであろう工具を探す日々。世の中、便利になってはいるけれど、結局の所、自分でやらなきゃいけないことは多い。

便利な大衆化社会に私自身もかなり飼いならされてしまったので、億劫である。
いっそ完全に飼いならされれば、お気楽消費を楽しんで過ごせるんだろうけど、それができない性分。

それも、ガキの頃に育てたもの。もう性格と一体化しているので、削除は無理。
だから、ずっと面倒くさいこと言いながら、過ごすしかない。

ウィキペディアより
「 ゲール語話者は年々減少しており、スコットランド・ゲール語話者は現在約6万人足らずである。 またその分布はスコットランド北西部の高地地方や島嶼部に主に限られている」

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