ローストビーフが地盤沈下。
コロナ禍で、デリバリーが盛んになった結末の一つ。
ミシュラン星のお店を筆頭に、みんながローストビーフ・・・。
できることから考えてしまう罠である。
売上が急減した焦りはわかる。
でも、助成金が出ているわけで、ここは“コンテンプラチオな時間”にせねばならぬ。
そもそもの構造的な問題があるはずなのだ。
それは、業界では10年以上前から問題にされてきたこと。
それが後回しにされてきたのだから、現状を土台に考えてはいけない。
では、どうしたらいいか?
それは私もわからない。
でも、「わからない」ってところから考えるのがビジネスの面白さだと思う。
もちろん時間はかかる。
今までのツケを払わされている状況だとしたら容易ではない。
もしかしたら、構造の問題は解決が不能の場合もあるだろう。
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ローストビーフって好きだったなーぁ。
名前の響きもいい。
私のような田舎者は、大学生になるまで知らなかった食べ物だ。
食べたいものが減るのは悲しい。
それをみんなが促進している。
売上至上主義が生む景色の悲しさ。
高性能をあてにして隘路を進む愚行。
大げさだけど、歴史の繰り返しが見えてくる。
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