【勝手に音楽話】

2004/09/29(水) 11:37

「Medulla」 Bjork

恥ずかしながら、Bjorkのこの新作はまだ聞いていない。
どんな内容かはすでに伝えられているので、彼女の声を焦点を当てたアルバムだということは知っている。そして、聞いた人たちからの良い評判も了解している。

なぜ、ここで、このアルバムについて書こうと思ったかは、Bjorkがコアコンピタンスを全面に出したアルバムを作ったと思うからである。

前作「Vespertine」は声も出なくなるようなアルバムだった。そして、そのステージ。DVDで見ただけだが、絶句・・・。
と同時にあのアルバムではっきり見えたものはBjorkの声だった。
マトモスを起用し、絶妙のプログラミングの中でBjorkの声が踊る。
そして、シュガーキューブスの時代から一貫してBjorkの声がコアコンピタンスなのだと今更ながらわかった。
そした、今度のアルバムはプログラミングなどを廃して声で勝負なのだそうだ。

まだ、聞いてないけど「さすがーーー」ですね。
と同時にコアコンピタンスの重要性がわかります。
彼女が偉大なのは、アルバム1枚1枚のアイデアでもその作品としての完成度でもないのだ。
声なのよ、声。
さてさて、もう一度、自社のコアコンピタンスを見直したいものです。
長く稼ごうと思ったら、最後はコレなんだから・・

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