ビジネス書では遠慮をして書けないことやコンサルの現場で
痛感することを毎週配信します。
また、メールマガジンの特性を利用しインタラクティブな「 Q&A 」や
会員制勉強会『まーけ塾』のレポートなどもお送りします。
今週の『週刊 岡本吏郎』 2024年3月19日 第982号
1.TAROくんの独り言
今流行りのグランピングへ行く。
一人45,000円。
高いなー。
到着すると、すぐに違和感。
スタッフが明らかに学生バイト。
なんだか、ギクシャク・・。
(TAROの迷い言へ続く)
1.どうして、こんなに予言的?
■ 質と言葉
「高度情報化時代、遠方から来る友を待つのは逆に至難である。質の低下は防ぎ難い」
池田晶子がここで言う「質」ということについて考えたい。
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2018年事件が起きた。
『2001年宇宙の旅』が、70mmのニュープリントで上映された。
場所は『国立映画アーカイブ』。2日間だけの上映は、チケットが瞬殺。追加上映もあったが同様。私は、『TOHOシネマズ』で上映されたIMAX版でお茶を濁すことしかできなかった。
悔しかった・・。
「しょせん、70mm」と思うしかない。
でも、私が初めて劇場で見た『2001年宇宙の旅』は35mm。
昔の日本人が普通に見ていた70mmの画面を今では普通に見ることはできないのだ。
しかし、「しょせん、70mm」と書いたように、70mmさえオリジナルではない。
オリジナルは、シネラマ。1968年の初封切りと翌年の特別公開(1カ月間)では、上映された。
シネラマは3本に分割された70mmフィルムを同時に再生。アスペクト比2.88:1という超横長サイズのワイドスクリーンでの上映になる。
その専用スクリーンも縦9m、横30mという巨大サイズ。観客席を包み込むようにして146度にカーブしていたという。
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************ 以下、続く ************
3.まーけ塾レポート
■ 【第三週】高所得者保険料値上げ
年金保険料は月収65万円以上が上限。保険料がそれ以上取られることはありません。現在、この恩恵を受けている人たちは1割弱います。
高所得者の保険料負担率が低い・・というこの恩恵。ダラダラと少しずつ上限額を上げて今に至っていますが、再び保険料上げの議論が始まっています。
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************ 以下、続く ************
4.Q&A
映画鑑賞の決め手
5.しょせん人の言葉 しかし、気になる言葉
( 高田渡『値上げ』)
6.砂漠の中から本を探す
7.TAROの迷い言