【苦しめTAROお仕事LIVE】
2018/02/23(金) 08:57
恐怖
NHKで、小澤征爾のインタビュー(過去のもののダイジェスト)が流れていた。
そのインタビューで、彼が「音楽は、とても難しいんだ」とシミジミと発言しているのが印象的だった。
私は、この発言を聞いていて、自分が与えられていないものについて、ちょっと悔しさを感じだ。
専門家が「音楽は、とても難しい」という言う。私は、うなずく。でも、私は絶対にわかっていない。わからない。
しかし、同時に、それだけが音楽ではないことを小澤征爾は承知をしている。だから、そのインタビュー時に流れた、どこかの学校のコーラスをしみじみと聞いていた。
私みたいなのが聞いても、その完成度の低さは驚くレベルのものだったが、彼はそんなことはどうでもいいと考えている。それも音楽なのだ・・と思っているのだろう。
ポンと一音を出す。
私は、この件について神から何も与えられなかったので、とても雑だ。
何も考えずに、ポンって音を出してしまう。
実に、気楽で、その世界の恐ろしさを知らない。
それでも、それが恐怖の世界だということは、理屈ではわかっている(まー、あくまでも理屈だから、全然わかっていないけど・・)
そんな世界で、「難しい」と言いながら、たくさん音を出す人たちって何なのだろう?
私には、人間に思えない。
でも、私も、そんな恐怖を知っている場がある。それが仕事なのは言うまでもないが、部下たちの仕事を見ていると、この”恐怖”ってところがまるでわかっていないと思うことがある。だから、そこを教えるというのがトップの役割の一つなのだろう。
あれ? 指揮者と同じじゃん。
オーケストラの構成員は、もちろん恐怖の在りかは重々承知のプロだけど、それでも、そんなやり取りはあることと思う。
んーーー、しかし、これはとても難しい問題だ。そういえば、世間でもアマチュアの合唱レベルの仕事って実に多い。ほとんど、そんなものと言ってもいい。
んーーーーー、実に難しい。
気づいてみたら、小澤征爾と同じことを言っていた。小澤さんの言葉を聞いてたら、私は、この恐怖に初めて気づいたってことなのね・・・・・。あぜん!
【苦しめTAROお仕事LIVE】
2018/02/14(水) 08:53
インフルエンザ
明日は、『戦略セミナー』。
約160名の方々に申し込みいただいている。
ところが・・・・・、
って書くと、私がインフルエンザになった・・と思う人もいると思うけれど、そうではなくて、約30名の方が不参加。
仕事が理由の方もいるが、結構インフルエンザで欠席・・という方々がいる。
約20%が欠席の高額セミナーって、あるんだなーと我ながら感心するが、来年からは、この時期は避けようと思った。
私のスケジュールは今年もいっぱいいっぱいで、明日の予定も間隙をヌッて入れているような状況。春以降は、やれる状況にない。
だいたい、明日のセミナーは当初昨年秋を予定していたのだから、すでに半年ほど伸びている。
冬は、インフル。秋は台風。
なかなか、セミナーがやりづらい今日この頃。
当社の定番セミナーは、毎年時期がほぼ決まっているし、他にやるとなると、リスクのある時期くらいしかないのかもしれない。
インフルエンザの皆様は、ゆっくり静養ください。
ある面、インフルエンザって、強制的に休まされるので、ちょっと楽しいところもありますが、明日は本当に残念です。みなさまにお会いしたかった・・。
できたら、第二回目でお会いしましょう。
第二回目は、実は第四回くらいを予定していた内容を急遽2回目に持ってきたほどの“旬”です。
“旬”と騒ぐのは、私くらいだけど、どういう風に“旬”なのか、そして、おそらくあまり世間的には理解されていない切り口で展開しますのでお楽しみに!
明日は、たんぽぽ話から入るよー。
本質を知ると、世間の騒いでいることの多くがバカなことに見えてきますよ。
そこら辺を楽しみにしててください。
【苦しめTAROお仕事LIVE】
2018/01/04(木) 08:54
アレ?
2018年最初のブログ。
入力画面を前にして、腕を組みつつ唸った。
どうしても「あけましておめでとうございます」と書きたくない・・・。
お約束なんて、素直に従っておけばいいわけだが、それができない。
でも、そういう性格なのだから仕方がない。
そして、そういう性格だから、ビジネスは、現在の状況で落ち着いているし、日常の生活もそんな感じ。それで、私は幸せである。どうせ、それ以外のことは無理だし、やろうとも思わない。
もちろん、過去には、そこを逸脱するようなこともやった。しかし、だいだい神から「やめておけ!」の司令が早々に出て撤退ということを何度かやってきた。
私の神様はやさしくて、いつも早めに教えてくれる。
おかげで、あまり痛い思いをしたことがない。
世の中には、無理なことに邁進してしまうドンキホーテな景色が多くある。私の周辺でもそんなことが時々起こる。噂では、今も進行中のものがあるらしい。
でも、そういう人たちの神も、本当は優しいはずだ。
彼らは神の声を聞かないのだろう・・・。
年始めには、山の上の毘沙門天に挨拶に行く。
もう20年以上続けている新年の習慣だ。
500年くらい前に上杉謙信が見下ろしていたように、高田平野の雪景色を見ながら、自分を育んでくれた神々と語る。
対話に言語が介在することはない。
「あけまして・・」でも、「ありがとう」でも、「お願いします」でもない。
アレは何なのか?
さて、また観覧車は回り出した。
回り出すとあっという間だ。
【TAROの日記】
2017/12/28(木) 08:50
もう一回回りたい!!
メリーゴーランドに代表される回転ものは、ゴールが近づくと、「もう一周!!」と叫びたくなる。
子供の頃は、みんなそうしていたと思うし、大人になった今でもそう思う。
「一年早いねー」という言葉には、人それぞれにいろんな意味を包含しているはずだけれど、私の「1年早いねー」は、子供の頃のそんな気分が一番大きい。
もう一回回りたい!!
別に、やり残したことがあるわけじゃない。まったく同じことを繰り返すのでもいい。とにかく、もう一回回りたい。
おそらく、来年も同じことを思うだろうし、今までもそうだった。
そして、そう思える一年だったならば、「まー、いっかなー」とも思う。
回転木馬も、メリーゴーランドも、そして人生も・・。
乗ってみたらとても短い。
そして、人生は、お金を出しても、もう一回乗れない。
地球は回り続けているというのに、ずっと乗っていられない。
子供の頃のデパートの屋上の景色と一緒だ。
今年も大変お世話になりました。
もう一回回れないので、次に行きましょう!
きっと、来年も面白いですよ。
そして、もっと面白くしましょう。
来年もよろしくお願いいたします。
岡本 吏郎
【苦しめTAROお仕事LIVE】
2017/12/27(水) 08:59
テコ入れ
テコ入れをすることに決めた。
そもそも、もう時代は全然そんな所にないのに、漫然と昔のままに仕事をしている・・ってことが当社の社内で行われていることが気に食わない。
それに、少し弱体化も感じる。
そこで、ワタクシ自ら、まったく時間なんてないのに(大涙・・)、さらに仕事に励むこととした。会社に問題が起これば、トップがなんとかするしかないから仕方がない。
しかし、当社のスタッフはもっと敏感で積極的で、自らコトを起こすタイプが多かったと思っていたけど、いつの間にか、そういうメンツは当社を離れて頑張っている・・というのが普通になってきた。残っている人たちは消極的な態度、言動が目立つ。
ありがたいことに、当社を離れていったメンツとは今も一緒に仕事をする仲の者が多いので、彼らの力も借りてテコ入れをすることにした。
テコ入れする部門は、ホームページ制作部門。
今後は、私と山田が入り、そして当社のOB社員も巻き込んで制作をしてこととした。
まずは、来年1月から新サービスを開始する。
すでに、1月分の制作枠は予約でいっぱい。
さらに、次は3月募集のつもりが、前倒しを余儀なくされ、すでに1社の予約を頂いている(現在、静かに2社募集中です。ここに書いたから、静かに・・というのは本日撤回)。
なお。二ヶ月に1回、3社限定で仕事を進めていく予定なので、2月の次は5月になります。
インターネットは、プロの仕事を粉々にしていく(すでに起きている)。
そして、今最も危ないのが”写真”。最早、プロがテクニックで撮った写真はお話にならない状況に突入する前夜。
・・・・・、そんなことを代表にいろいろあるので、ホームページ制作のハードルはかなり上がっている。
・・とは言っても、あまり先を走りすぎても、独りよがりになってしまうのもマズイ。そこのさじ加減が難しい。
まずは、1月の予約3社の方々、当社東京事務所でお待ちしています。
私と山田、OB1名、当社制作陣2名。それと新潟でSEが待機という布陣でおりますので、担当者と資料を大量に持ってご来社ください。大いに議論して良いもの作りましょう。
【TAROの日記】
2017/12/26(火) 08:50
税理士資格
当社のスタッフ二人が新たに税理士の資格を取得した。
資格と実力はまったく関係ないので、私は税理士資格の取得に重きを置いてこなかった。
しかし、税理士の資格の価値が落ちれば落ちるほどに、逆に、資格がないと仕事がやりずらくなってきているのだから皮肉だ。
さらに、価値はどんどん落ちるのに、試験の方はどんどん難しくなってきているのだから、大変だ。
そこには、現代人の置かれている矛盾が象徴的に佇んでいるようで笑える。
また、事業承継も考えねばならない。
現在、エーアンドパートナーズの持ち株のほとんどは私が所有しているが、これを彼らに分けてあげようと思っても、資格のない者には分けてあげることもできない。
仕事と資格の関係なんてどうでもいいが、株の問題は重大だ。
まー、そういうわけで、改めて、二人には「おめでとう」と言おう。
みんな、そこらの税理士よりも数倍仕事ができる。私が、税理士事務所をみんなに預けておけるのも、その実力のおかげだ。だから、資格なんてどうでもいいとは思う。
それでも、ないよりあったほいがいい。そして、ほんの少しだけど見えるものも変わってくるはずだ。
また、逆に、責任も増える。何も変わらないようでいて世間の見方は少し変わる。だから、誰もつまらない仕事を許してはくれなくなる。
世界はどんどん複雑になっているのに、人の気持ちは全然変わらない。
特に、企業経営と企業会計に関する経営者の気分って、目を覆いたくなるくらいに、いつも一緒で、それは救いようのないものが多い。
でも、優れた経営者もいる。
そして、私たちは、そうした方々とのご縁で仕事ができる恵まれた環境にある。
その代わり、素人相手に適当なこと言って威張っている・・という世間によくある型は許されない。
私たちは、死ぬまでラットレースを繰り返すしかない。でも、私は素敵なラットレースだと思っている。それは走る人次第だ。
【苦しめTAROお仕事LIVE】
2017/11/21(火) 08:54
本来的時間性
正気の沙汰ではないなーと思う。どうにも仕事が多すぎる。
もう、ここ10年くらい業績を気にしたことはない。8年くらい前から経営計画を立てるのもやめてしまった。「経営計画の本や財務の本を書いていたり、それに関連したセミナーもやっているというのにどういうことだ!?」という声もありそうだが、私の中で矛盾はない。
要は、”本来的時間性”の問題でしかないから、経営計画というのは、便法でしかないと思っている。”投企”のための手段としては次元が低いのだ。
だから、私がセミナーで伝えていることは、より本質的な計画の立て方になる。その内容の簡易版は、1冊の本でも紹介している(本だけでは、実行はかなり難しいとは思うが・・)。
さらに、私たちの想像力には限界がある。ワタシ的に言うと「人はいつも泰然自若を決め込んでいる」。だから、あらゆる情報はムダになる。いわゆる「わかっちゃいるけど、やめられない」というやつだ。
そんな生き物が、いわゆるご都合主義で数字を舐め舐めするのは、時間に対する冒涜だろう(時間のムダってことではない)。
そういうわけで、「どうにも仕事が多すぎる」という私の状況というのは、意図的ではない。むしろ事故に近い。でも、私の意思はうごめいている。私が「ワタシ」しようとしたら、大きな事故にあった・・とでも言うのが正しいだろうか?
私の標語「人生、後ろ向き」ってことをピュアにやってたら、「怠けるんじゃない!」って言われて今に至った・・という言い方でもいいかもしれない。
あー、なんでこんな事を朝から書いてるんだろ?
今でもジュクジュクとはびこるプラス思考的な考え方や計画主義に石が投げたかったのか? まー、それはあるだろうけど、そういう程度の低いものを相手にしなくなって10年以上が経つ。いつの時代でも、皿だけ回して人を踊らせている奴というのはいるもので、それはどうでもいい(彼らを『ビジネスDJ』と呼んでいます)。
では、なぜか? おそらく、先週の『VIPミーティング』のラストに関連して、こんなことを言いたくなったのだと思う。この件については、ニュースレターにも書く予定(ただし、お披露目は来年6月になります。さらに、難しい文章になりそうなので、どこかでフォローします)。
【苦しめTAROお仕事LIVE】
2017/10/30(月) 08:38
台風通過(したらしいな・・)
恒例『ワイガヤ・セミナー』の予定を中止・・
だって、月曜に台風が関東直撃の可能性があったのだから仕方がない。でも、今、東京は晴れだそうで・・・。んーーー、できたなー。
中止を木曜日に決めて、急遽、日曜日(昨日)に帰還。今、新潟にいる。ちなみに、新潟は強い雨と風の中にある。
たった1日の新潟だけど、やることだらけなので、1日でも貴重だ(明日は、再び、東京)
秋の予定はかなり難しくなってきている。それは数年前から心配しているところだけど、結局、過密スケジュールの調整は簡単にできるものではなく、秋も予定が続く、というか秋は超ラッシュである。できることなら、春に移動したいものがいくつかあるけれど、なかなかできない。
とりあえず、中止の『ワイガヤ・セミナー』は、来年の春にスケジュールを組みます。該当の方々よろしくお願いします(なお、来年分との合同になります。日程が取れないのでお許しを!)
なお、行く場所は、山形か宮城を、場合によっては新潟を考えています。目的は同じなので、どこになるかは状況次第です。企画完了次第、対象の方々にはご連絡します。
【苦しめTAROお仕事LIVE】
2017/09/29(金) 08:54
『ネパール・ワークショップ』
本日、『ネパール・ワークショップ』の仮予約をいただいた方々に、詳細のご案内をメールで差し上げます。
サポート体制万全のトレッキングを絡めたワークショップになるので、お値段は比較的高いです。参加は19名限定。移動中の宿の関係でこれ以上は無理です。モンゴルの時より競争率高いかも?
ただし、今回は仮予約段階では埋まっていないので(告知してなかったせいかな?)、少人数で濃い体験をする・・というものになるかもしれません。そうなると、かなりお得ですね。
『ネパール・ワークショップ』は、山の中での「オティウム」。そして、システムからの脱却がテーマです。
なお、仮予約の方々のご案内の後、他のお客様にも順次ご案内しますので、参加ご希望の方は早めにお申し込みいただいた方がいいと思います。よろしくお願いします。
追伸
それと、待望の企画を具体的に始動します。時期は、再来年になりますが、『戦略セミナー』と絡めた展開を考えています。私、個人的に興奮しています。磯野波平より1歳上の私は、波平のようにはなれないようです・・・(ちょっと残念、かなりうれしい・・)
【苦しめTAROお仕事LIVE】
2017/04/17(月) 08:58
見逃した
土曜日に、会社の模様替えをした。
忙しすぎて、ナマ返事していた結果、とんでもなく気に入らない模様替えになっていた。・・というわけで、ナマ返事の主の私に全責任があるが、仕事の筋としては悪すぎる。おそらく、途中「おや?」ということがあったはずだ。業者には楽な仕事だったことだろう。
事務的な仕事ならば、誰もできる。業者の言いなりもバカでもできる。それだけはあってはならないのだが、本来の仕事もあるし、上司は飛び歩いていて捕まらないし、そういうことになりやすいのだろう。
しかし、違いというのは、実にそこにある。見逃さないこと。それが全てだ。だから反省仕切りである。私が全てを見逃したのだ・・。
考えてみると、以前は模様替えは社内でやっていた。そっちの方がずっとセンスが良かった。ところが、どこかで楽をしたくなるらしい。誰かに頼めば、簡単にいいものができると思ってしまう。
今回も、入口ではそれを感じた。そして、一度はストップした。しかし、「まー、いっか・・」と思って、ゴーのサインを出した。今考えれば、あの時の予感が正しかった。楽する気なえなければ、見逃さなかったんだよな・・・。
結構な金額を捨てた。もう戻ってこない。さて、これから頭を使って”やり直し”に入る。またお金がかかる。
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