世界市場が揺れている。
景色は、ある日を境にがらっと変わるものである。

ただ、私たちは先月の『まーけ塾』で会話した路線で進んでいるので、なーんにも関係なくて、「思ったより少し早かったね」と言って、次を見ている。次というのは、○である。

朝刊を見ていると、相変わらず「一行で売る」とか「サラリーマン大家」がどうのこうのという文字が踊っている。
あまりにも、自分のいる位置から遠いところの戯言なのでボケーと見つつ、「あー、でも、このくだらない文字が踊っているのがビジネスにおける世界市場なのだなー」と思った。

世の中の本質はそんなところにはないのだけど、みんなそこで踊りたいのだ。
そして、日経平均２万円という踊りなどにも参加するのが楽しいのだろう。

世の中は、DJでいっぱいだ。
私のいるコンサル業界にも、DJはたくさんいる。
そして、DJの回す皿に喜んで踊る人たちがたくさんいる。
２１世紀の「えーじゃないか」である。

確かに、盆踊りよりも楽しいと思うが、祭りの後は辛いものである。
世界市場の祭りはまだ終わらない。もう少し上げ下げがあるだろう。しかし終わりは近い。
同じように、ビジネスの世界のDJもいなくなってくれると静かでいいんだけどなー