【苦しめTAROお仕事LIVE】

2005/03/05(土) 11:18

仕切り直し。テーマ変更。そして書き始める。

テーマを「お金」に変えた。
最初、A社で書くと言っていたテーマ。しかし、A社に謝って、D社で書かせてもらうことにした。まぁ、ネタはいくらでもあるので、ここら辺はどうにでもなる。
ただ、フラフラと書いていくうちに、「ここはお金だな・・・」と感じた。
こうなると動きは早い。
早速、まえがきを書く。


(はじめに)

一応、私はお金の専門家らしい・・・・・。
自己認識では、「?」だけど、周りから言われるようになり、いつの間にかそうなってしまった。
その「お金の専門家」と思われている男の実体を、少しだけ・・。

株は大学時代からやっている。
でも、それほど大勝ちをしたことはない・・。
若い頃は、ずいぶん売り買いもしたが、今はかなり保守的な投資だ。
まぁ、頭の体操レベルでやっている。偉そうに株について語る事なんてできない。
そもそも、私には株をやっている時間がない。仕事が忙しすぎてそんなことをしている時間がないのだ。だから、株を買ったらそのまま見ることもない。私にとって株はそんなものだ。
今となっては学生時代や20代の頃がなつかしい。あの頃は、本当に一つのことに集中できた。株を売買していても面白かった。

いろいろなお金の本やマネー雑誌には、「お金を働かせる」という表現が出てくる。
大変、正しい。
しかし、お金を働かせるという一つの思想を持つなら、やることは株や投資信託を買うことではない。
やることは一つ。
それは、金貸しだ。
事実、金貸しで大成した人は、昔も今もたくさんいる。
それがお金を働かせるということだ。
株や投資信託を買うというのは、お金を働かせるということとは少し違うと思う。
私も、「お金を働かせる」ことを少し考えたことがある。
当社の顧問先に対して運転資金を貸し出すというモデルだ。社長の性格も決算書の中身も全てわかっているからリスクはない。与信管理がカンタンに済むのだから、こんなにリスクもなく、手間もかからないものはない。
しかし、いくら「顧問先のために」とこっちが思っていても、そのうち後ろ指を指されるのは見えている。このアイデアは毎年出される多くのアイデアの一つで終わった。

今、国は株式市場や投資信託への個人のお金の流入に必死だ。そのために税制も整えている。
田中角栄は「公営集団住宅に借家住まいさせたら、住人は共産化する。持ち家で住宅ローンを抱えれば。保守化するものだ」と言ったそうだ。そして、日本国民は借金をして家を建てた。東京でも7割の人が借家に住んでいた日本人が戦後の国の政策により持ち家志向になった。
同じようなカラクリは今回の国の政策にもある。まぁ、当時よりみんな頭が良くなっているから、それが何かはわかるだろう。

一応、私はお金の専門家らしい・・・・・。
自己認識では、「?」だけど、周りから言われるようになり、いつの間にかそうなってしまった。
しかし、今の私の話から「運用」の話が聞けないことはわかっていただけただろう。
これから私は「お金」の話を書いていくようだが、世間一般で言われている「運用」の話は出てこない可能性が高い。こんな言い方をしているのは、この本では書くことを決めずに書こうとしているから。今の私は、まだ書くことを決めていないのだ。
しかし、どんどん書かなくてはいけないから、まずは私と「お金」のつき合い方から書いていこう。それは、きっと世間の常識からは少し変わっているのではないかと思う。そして、私なりの「資本主義社会での生き方」の知恵をご披露したいと思う。

さて、その先は・・・・・・・・。
それは読んでのお楽しみである。

2004年12月5日

岡本 吏郎


こんな感じで書き出した。
我が社にやってきたDさんに見せたところ、安心した感じ。
「本当に書いてるな・・・、コイツ」ってところかな?

同意も得たので、これで書くことにする。締め切りは2月末に伸ばしてもらった。
いくらなんでも、これから12月末はビジネスをやっているボクには不可能。2月末もきついかも・・。最近は、講演依頼のようなものも含めて雑用が多い。

しかし、なんとか書き始めることはできた。無駄な時間が約2ヶ月。最初に書き出したのが9月21日に夜中。あの原稿は全て捨てての書き直し。
でも、さっぱりしてるというか、やっとやる気になれたという感じ。
そして、勢いに乗って第一章から書き始める。

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