日: 2010年6月14日
【TAROの日記】

2010/06/14(月) 04:56

無題

娘の担任が、昔のクラスメイトだった
っ・・と一昨日知る。
まったくもって田舎らしいお話だ。

でぇ、そいつに30年ぶりに会った。

面影はあったけど、
街であったら絶対にわからない。

しかし、高校時代ってのは凄い。

おそらく、
自分の48年の人生で、
ほんの1年一緒の人というのは
いくらでもいるだろうに、

高校の同級生と言うと全然感慨が違う。
これってなんでしょうね?

それくらい、
子供の1年って、
大人の1年と違うんだろうな・・。

なんて思いながら、高校生たちの
演劇祭を見る。

素人らしいミスが多くて
どれもが良い作品ってことはないけど、
高校生としては凄いな〜と思う。

間とか、場とかがわかっている奴もいて
「んー」とうなるところも少々。

でぇ、どうして、こんなものが面白いかというと、
何も役が決まっていない状況下で、
誰がか監督をやり、
誰かが脚本を書き、
誰がか主役をやる・・と形ができていくところ。

おそらく葛藤だらけだと思うけど、
それが最後に形になってしまうスリリングさって、
こんな時しか味わえないはず。

大人になると、
自然の役割ができてしまうんで、
こういうスリリングさって、
もう味わえないしね・・。

子供たちは、そこでいろいろ悩むのだろうけど、
それがうらやましい・・。

同級生と再会しても、
ぼくらには、すでに役割や決まった位置がある。

おそらく、二人で飲んでも
それを超越することは不可能。

高校生の演劇は、
一本40分の中に、
いろいろなものが見えて、
時に面白かった。

調子にのって5本も見てしまったよ・・。

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