【TAROの日記】
タスマニアにて訃報を聞く・・2016/01/18(月) 08:37
タスマニアに発つ前に新譜が届き、2回聞く。
まったく情報を知らなかったので、まずはマーク・ジュリアナみたいなリズムに納得。
そして、その上に、ウォーカー趣味が全開。
あー、69歳のお誕生日に、これかーって意味もなく納得。
そして、泣けてくる。
気づく人は気づく記号のせいか、なにか泣けてくる。
でぇ、タスマニアへ。
訃報を知る。
追悼文は、『週間 岡本吏郎』の原稿で書いた。
正に、巨星墜つという感じだ。
新譜が遺言だと知り、帰国してから3回聞く。
遺言と知らなくても泣けたのだから、ボロボロである。
あまり見ることはないのだが、プロモも見る(2つとも)。
英語がわからないから、何を言っているかわからないけれど、あのボタンから見えるものは何なのか?
ボタン程度の目しかないことを言いたいのだろう・・と思いつつ、もしやウォーカーが見たものを見たと言いたげな感じもした。
約10分の新曲。決して前衛に振れすぎず、でもボタン目で見たものは、しっかり表現し切った感じがする。
しょせん、ボタン程度の目で、結局は世界はわからない。
私たちは、生意気に生きているけれど、メクラに等しい。
しかし、それぞれの宇宙を生み出すことはできる。
宇宙は、超越したリズムで奏でられ進化する。
リズムはさらに進化し、宇宙もさらに進化する。
私は、デヴイッド・ボウイと同じ時代を生きれたことをうれしく思う。
自分は、最後に、どんな宇宙を作るのか?
ヒヤヒヤだが、楽しみでもある。