【苦しめTAROお仕事LIVE】

2005/04/10(日) 10:35

雪の越後湯沢で冷静になった・・

懲りない男は、コンサートに行く。
1月31日、ついにブライアン・ウィルソンの「SMILE」を生で聞くときが来た。まさか、こんな経験ができるなんて夢のよう。全てを投げて東京へ。

約25、000円の交通費とホテル代。(スグ帰るので、レイト・イン、アーリ・アウトの京王プラザホテルは14000円。)こんな経費および食事代をかけて約10000円のコンサートへ行く。
つまり、今回は正真正銘コンサートだけに約5万円。

大学時代からの夢。と言うか夢でもなかった。まさかこんなことが実現するとは思わない。大げさかもしれないけど、月に行くようなものだ。5万円をどうのこうのと言っている場合ではない。
コンサートは最高だった。場所も良い場所だったし完璧。至福の2時間だった。

ところが一泊した次の日、全てが止まる。大雪で家に帰れない。越後湯沢の駅は人が溢れる。
こんなときに、イライラしたらおしまい。ペースが崩れる。そこでナスパ越後湯沢というホテルにさっさと泊まる。一泊20,800円。コンサート代は7万円になる。
さらに、ホテルはスキー客の団体と家族連れだらけ。場違いもいいところ。さらに団体のせいで風呂も自由に入れない。

こんな不自由な時は、一番やりたくないことをやるに限る。
それは本を書くこと。

まずは、既に書き上げた第一章第二章のチェック。これを2時間かけてチェックした。外はゲレンデ&スキー客。温泉と団体と家族。酒にジュースにいろいろ・・。
だけど、一人仕事。客観的に見たら場違い。ただのアホ。

でも、アホは不自由な空間で、少々逃げていたチェックという仕事を終え、第三章を書き始める。
「おおおおおおおお!書けるじゃないの・・・」
ついでに、少し息詰まって駅の売店で適当に買った雑誌を見たらヒントが出てる。
「あれ?こりゃ、こういう運命だな・・」

どう思おうがこっちの自由。
こういうことを人に強制すると宗教だけど、自分で勝手に思うのはマル。都合よく考えても誰も文句は言わない。

こうして息詰まった本の執筆が動き出した。
そして、その後3日で最終章まで完了。
毎回、コツコツ書いていたはずのボクは、ほとんど力づくで一冊の本を書き上げた。
延べ日数でわずか7日・・・・・・・・・。
毎回書き方を変えてるわけだから、これもいい。
こういう強引な書き方は校正が大変そうだけど、とりあえず一段落・・。

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