【苦しめTAROお仕事LIVE】

2005/04/16(土) 11:41

書き終えたところから全てが始まった。

延べ7日で書いた本は、わざと前半部をフラフラさせた。
脈絡のない話を並べて後半で統合しようという意図。
そのため、校正時には文章のフラフラ感がどうしても違和感を覚える。

しかし、これは意図したことなので、これで行くしかない。
読者も違和感を覚えるだろうが、それは予定のこと。
ただ、冷静な自分はそう思うが、こういった実験的なことがゆるされるのか?

そこら辺が校正をしていて直すか直さないか大悩みしたところ。
でも、D社のWさんはボクの意図を指示してくれているし、このまま行くこととする。

そして、2月末に原稿を提出。
ダイヤモンド社との打ち合わせで、出版は7月。
これからじっくろゆっくり本作りをしていくことで同意する。

さて、これで一休み。
ゲラ校正はあるけれど、同時並行で進めている新規事業も佳境。
本ばかりに気が奪われているわけにはいかない。

さらに、今回はボツにした原稿からもう一冊の本を書くことを当初から決めていた。
お金の話が一つのストーリーで終わったらウソである。
そこで、流れを排除した裏本を書こうという考え。
このアイデアには色々戦略的な考えもある。(これについてはリアル書店キャンペーンで限定300名の方に差し上げるCDの中で偉そうにしゃべっているので知りたい人は応募してみてください。)

それでも、一休み。
「ヤッター」と思っていた。
ところが・・・・・・・・。

ある理由で4月に出版することに・・・。
編集のWさんも大慌て。
こっちも、突如『裏・お金の現実』を書かなくてはならなくなって大慌て。

そんなことで、おバカなことに短時間で2冊を書く羽目に・・。でも、湧いてきたアイデアは実現しないわけにはいかない。
勢いで一気にやらないと絶対実現不可能なので、やるとこまでやってみようと覚悟を決め。

そういうことで地獄の3月が始まる。
3月6日より「裏・お金の現実」の執筆に入った。

A社から12月に預かった「ライブ版」のゲラはまったく見ることも出来ず、「早くしてくださいよ~」の泣き。
「『裏・お金の現実』というのを書いている」と言うと、「一体、何をやってるねん!」という反応。
「自費出版で出す」と言ったら、「うちで出すわけにい行かないか!」の懇願。
「いやー、自費出版というのをやってみたいんですよ~。それに裏本だから商業出版というわけにもね・・」とヘラヘラと断る。

でも本当に2冊目なんて書けるんだろうか・・?
疑問に思いながら、「修行、修行」とつぶやいて執筆するのであった。

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