日: 2011年11月8日
【TAROの日記】

2011/11/08(火) 09:38

インドと南アフリカと幕末と今

イギリスの植民地政策の基本は、現地人を対立させることだった。
この手法は、イギリス以外の国も使っていたけど、イギリスの専売特許のように言われる。
それは、インドにおける植民地政策が特に目立つからかもしれない。
そんな視点で見ると、幕末日本でのイギリスのやり口が見えてくる。

幕末日本では、もう一つの要素が加わる。
南アフリカでのオランダとの植民地競争同様に、フランスとの競争が加わる。
そんなわけで、イギリスVSフランスの代理戦争が、諸藩対幕府で行われたと言えるところもある。

ここで、安易な陰謀論が顔を出す。そして、ネットや書店を賑わす。
フリーメソンなどという名詞もコロコロ飛び出しているようだ。
私は、まったく読んだことがないので内容はわからないけれど、上記概略からいくらでも物語は作ることが可能。そして、おそらく、陰謀論が展開する物語は、拡げるだけ拡げた後の風呂敷の閉じ方は安易・・・という終わり方なんだろうなと勝手に思っている。まー、まったく読んだことがないのでわからない&ちょこっとクリックして読むことは可能だと思うけど、興味はない・・(けれど、クドクド書いてしまった・・)。

でぇ、「今」。
いろいろな対立がある。
昔のインドや幕末日本やルワンダなどにおける大きな対立とは、様相は違うけれど、多くの対立がある。

これらの対立は、歴史的に見たら小さいものかもしれない。
しかし、その小さな対立が、そこらじゅうで、結論など求められることもなく続く。
陰謀論者なら、フリーメイソンの陰謀だ!と叫んでいるかもしれないな・・・・・・。

ただ、そこに陰謀のような一つに集約される要因がないにしても、その結果は、陰謀論者の好むものに向かっていく。
過去の宗教戦争は疲弊の後に終わった。オレンジ公ウィリアムなどに利用されたもした。

今回は、疲弊して終わる。
利用する者もいない。
舵取り争いの後に墜落するかも?

今日は、そんなことを考えながら目が覚めた。
でも、なぜか爽やか。
そんな混乱を楽しむ自分がいる。なぜかはわからない。不思議だなーーーぁ。

追記

ちなみに、寝坊しました。

追記2
明日より、軽井沢でセミナー。そのまま来週1週間は出張、VIPミーティングなどなので、また当分書きません。
モバイルもできないので、辛いな~。

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