【TAROの日記】
ごちそうさん2013/10/10(木) 08:30
新しい朝ドラ『ごちそうさん』は、今、1922年(大正11年)である。
前回の『あまちゃん』同様に、2年後の関東大震災を控えたシチュエイション。
この頃の日本は、戦後不況を脱しサラリーマンの給料増加が物価上昇を追い越し一服していた頃。
安倍ちゃん内閣が夢に見ている光景が実現し、個人消費が景気を下支えしていた頃だ。
数年前には、米騒動で大騒ぎだった日本だけど、その記憶さえ過去のもの。
そんな大正デモクラシーな時代は、『はいからさんが通る』の時代で、オムライスが生まれるような時代だった。
そして、この時代の”新しきもの”は、第二次大戦後に復刻され、私たちもその一部を享受する。
当時の日本は金があった。
だから、財政出動も楽勝。鉄道網もこの頃整備された。
この後、震災~金融恐慌が来ようと誰も思わない明るい時代であると同時に、マルクス熱がジワジワと感染をはじめた時代だった。
今は、オムライスは生まれない。
何でも翻訳なしにダイレクトに輸入されちゃうから、オムライスは誰も求めない。
そのために儲かるのはアメリカを代表とするグローバリズム。
病気の症状さえ、アメリカ発の時代だから、薬なんて売りやすくなったものである(笑)。
UFO目撃者が感染して増えるように、伝染病でもない病気が感染したかのように増える・・というのは、本来、おかしい。
「社会現象」などという便利な言葉があるが、「それってなによ!」である。
話がヅレ過ぎたのでもとに戻す・・。
今は、マルクス主義の成れの果ての思想だか主張だかよくわからないものが感染している。
震災は経験済みで、金融はまだ。
金解禁に似たことも経験済みで、結果はこれから。
朝ドラ『ごちそうさん』は、そんな目でも見てみたい。