【TAROの日記】
闘争心2016/02/25(木) 08:36
すごい雪である。
個人的には、今年一番気分悪い雪である。
暖冬のうえにあまり新潟に居ないので、私が新潟のイヤーーな感じの雪を体験するのは、今年はじめてかもしれない。
さらに、気分的に、冬はもう終わったというのもある。
だから、天を仰いで思うのは、「もう春なんだから、降るなよー」ということ。もう私の心の中には、厳冬期に対する闘争心はまったくないのである。
人間は、一度闘争心を失うとこんなものである。
後は野となれ山となれ、ただ具合の悪いことが起きないように祈るだけである。
妻から「鳩時計」と呼ばれている私が、チックタックと毎日同じことをほぼ同じ時間にやり続けているココロみたいなものはそこにある。
ジワジワと前に進む気分というものは微細なもので、それを失うのは簡単なことなのだ。
でぇ、ジワジワというのは、ほとんど結果が変わらないわけだが、どこかで化けるのでじっと耐えていることの形容で、このジワジワは地味だけど、相当な闘争心がないと続かない。
ぱっと花火を上げるのには、闘争心などまったくいらないけれど、ジワジワというのは闘争なのだ。
何と戦っているかといえば、そりゃ、この世界に私を投げつけた奴に決っている。
でぇ、そいつに対する闘争心は煮えたぎっているわけだけど、雪に対しは何もない。今年はもう負けるだけである。そして、怨嗟の気分を表出するだけだ。オレの闘争の邪魔をするな・・と思うだけで、それはやっぱり負けているのだ。
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