【TAROの日記】

2016/06/10(金) 08:33

純度2

伸びしろを感じる人と感じない人がいる。

しかし、その直感は正しいとは限らなくて、「伸びしろはそれほどないなー」って思っている人が案外伸びしろがあったりする。
同様に、「伸びしろがありそうだ」と思っている人が、意外にも全然ないということもある(こっちの方は大変多い)。

伸びしろの印象って何で決まるのか?これは実に不思議だが、いずれにしも直感なんていい加減なのだ。

ところで、直感の伸びしろはいい加減だが、どういう人が伸びしろがあるかは実に明解だ。
ここでは、その明解の内容は面倒くさいので書かないが(ここでは書いても意味が無い)、この明解が人を2つに分けていて、それはギリシア時代の市民と奴隷ほどの差があるのだと思う。

私は、普段、人嫌いなどと言っているが、本当は人が好きである。
ただし、私が好きなのは、伸びしろのある人であって、それ以外の人には申し訳ないけどまったく興味がない・・というだけである。

最近、とても伸びしろを感じる人に出会った。
私よりも20歳以上若いと思うが、私は彼を尊敬する。
いろいろ性格的には問題も多いかもしれないけれど、そんなことはどうでもいい。前に進む意思の純度が高いということはそれだけで価値である。

これから純度は価値になる。
でも、純度の高いものは少なくなっている。蜷川さんも死んじゃったしな~。

昨日のパティー・スミスのギンズバーグの朗読はかなり良かったらしい。
不覚にもライブの方を選んでしまったが(その選択肢しかなかったので仕方ないけど)、凄く純度の高いものが見れたんだろうな・・と思うとかなり悔しい。

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