【TAROの日記】

2016/09/06(火) 08:30

不動産本

相変わらず不動産投資本がたくさん出回っている。
今日も新聞を読んでいると、不動産投資本の大きな広告。
私は、反射的に、この広告に反応する人がかわいそうだなーという感情が湧いてしまった。

別に本をけなしたいわけではない。だいたい読んでないし、読むこともない。
どうも、そそるタイトルを見て、「こういうのに人は反応するんだな~」と思いつつ、「でも、反応する人ってかわいそうな人たちだよな」などと急に気分がわきあがってきてしまったのだ。

世の中には、必要なものと必要じゃないものがある。
そして、それは人によって違う。

例えば、新興宗教は一般的には必要なものではない。
でも、必要な人もいる。
こういう話はすぐに騙した騙されたの話になりやすいが、そうではない。需要と供給である。今村昌平は『日本昆虫記』の中でさりげなくそれを示していくれている。
さらに極端に言うならば、相当デタラメなことにだって、不思議と需要はあるものだ。

この話、これ以上話を進めていくと、どこかからパッシング的なものが降ってきそうなのでやめておくけれど、広告を見てじんわりと粛々と「かわいそうだなー」という気持ちが湧き上がってきたことは事実で、それは私の思想とか考えとかとどこかで関連しているのだとは思うけど、結構自然に感情的にこみ上げたのだった。

ところで、そういう本はどういう人が必要としているのだろうか?
当然、不動産の専門家ではない。
不動産の知識がゼロの人でもない。
まー、その真中ということになる。

あ、これもこれ以上話を進めると、何か降ってきそうなのでやめておこう。

・・こうして、ネットにはあまり良識的な意見というのは載らないようになっている・・なんて書くと、さらに、「おまえは、自分は良識的と思っているのか!」などとやられ、そんなことを言ってくる人に、リベラルアーツの話から始めていたら日が暮れて、何を言おうと、結局、常識ってなんだ!ってところで話は行き詰まるので、まー、どうでもいい。

ここは、「世の中ってのは、かわいそうだなーと思われている行為が案外多い」というところで、まとめておこう。

追伸
以前、近くのリゾートホテルで、おじさんが若いビキニの女の子とジャグジーに入っているのを見た(この間、鰻屋でも似たようなのを見た)。
それを見た私は、かわいそうだなーという気持ちが湧いてきたけれど、でも、おじさんは楽しいはずで、かわいそうだなーなんて他人が思うのはどうでもよいに決まっている。
んー、おれは、実にどうでもいいことを書いているんだな~と反省している。何も書くことなくて変なこと書いちゃったなー。
ところで、そのおじさん。きっと今のオレくらいの年齢?おじさんをおじさんと言うおじさんも、かわいそうな存在だわ・・。

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