【大衆食堂の人々】
手ぶら2009/01/29(木) 05:19
東京在住の人には理解できないと思いますが、東京の街を手ぶらで歩いていると至福を感じます。
この至福は言葉では表せないくらいの幸せ感。
地方から出てくる田舎者が、東京を何の荷物もなく歩く機会ってあまりないのです。
ポケットに文庫本だけ入れてフラフラすると、自己重要感も上がります。癒し度は満点ですね。
そういう点で、ノートパソコンの発明というのは、画期的であったと同時に、苦しみを一つ増やしたと個人的には思います。
昔は、パソコンもペットボトルも携帯電話もなかった・・・。
とても軽く自由に歩けた・・。
そんな時代があったんですね。
軽々街を闊歩していた人の前に、”ウォークマン”が現れたのは30年前。
あのコードと共に、私たちは自由を奪われていった・・・。そういう側面も実はある。
そういうことなんでしょうね。