【TAROの日記】

2015/01/07(水) 01:17

ある著者の間違い・・・・・・・

ある本を読んでみた。
私は、「え?」と思った。
その著者が言っていることが大ウソなのだ。

しかし、私の記憶違いとか私の不勉強というのも考えられる。
実際、ネットで調べてみると、著者が主張することと同じこと言っているページが多数存在する。
どうも私がアホらしい・・・。

そこで、私は忙しいというのに、朝から古典2冊を隅々まで見た。

結論、著者が言う事実はない。
真っ赤な大ウソである。
それをウソだと騒いでみても、主張の要が変わるわけでもなく、それはそれで、「あ、そうねー」ということなのでどうでも良い。
笑うのは、私が見たネット上同主張の書き込みだ。

全部を見ていないが、私が見た数個のページについては引用先がない。
そのページの持ち主が自分で勉強して得た結論のように書かれている。
しかし、ちゃんと勉強していれば、そんな事実には出くわしようがないので、おそらく、その著者の引用だろう。

・・・・・・・・と今さらネット上のアホなことを指摘しても仕方はないけれど、なんだかあまりにもみっともない景色だ。だから、少し厭世観でいっぱいになった。

オカルト系の情報を代表に、過去にウソが証明されているようなものが、根拠の拠り所にされているような例は多いので、今さら厭世観を抱くというのもなんだけど、そういう根拠なき連鎖反応には嫌感でいっぱいになる。知識はある面、群衆人間のための楽しき道具なんだと思う。

ところで、その著者は、その道の専門家を称している。
それじゃー、みんな、無批判に受け入れちゃうわなー。

ところで、私は素人である。
それじゃー、みんな信じないわなー。

誰でも、シグナリングができる時代だから、そのうち、専門家というシグナリングも効果がなくなるんだろうねー。情報の非対称性もなくなってきてるし、その日は結構近いと思う。

積み上げていくしかない時代になんだろうね。

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