日: 2015年4月1日
【TAROの日記】

2015/04/01(水) 08:35

複雑は単純で、単純は複雑だ。

あいかわらず忙しくて尻に火が付いているけれど、今日の朝は仕事をする気がしなくて、直情的に、朝から某曲(キャッチー!)をコピーしてしまった。

だいたい直情的にやるのはいい。「今日はヤルゾー!」と思ってやるより、だいたい具合がいいことになっている。

この曲はアレンジが凝っているので少し身構えたが、やってみるとなんてことはない曲だった。
それも単なる4小節の繰り返し、こんな単純な構造の曲が、とても魅力的で複雑なカラーを醸しだすのだからプロというのは凄い。

実は、2日前にも、直情的に70年代の名曲に取り組んでみた。
これが音数が少ないというのにとてもむずかしい。

まずは、ある箇所でF#dimかF△7で一悩み。真逆のコードみたいなんだが、これがハーモニーの中で近かったりして混乱。結論はF△7ってことになったけれど、そうなったらその前のEm7がEdim7な感じで、そうかーっと思ったけど、やっぱりEm7な感じもして、未だに悩んでいる。

まー、耳が悪い・・・と言われてしまえば、そういうことなのだけど、音数が少ないのにヤレヤレだ。
だいだい、この曲は、G7(13)ではじまる出鼻から只者じゃない様相で、一見シンプルに見えたので一歩を踏み入れてしまったけれど後悔している。もちろん演奏もとてもむずかしい。まさにプロの領域だ。

どっちがいいということではない。
どちらもプロの仕事だと思う。
しかし、後者が放つ曲の魅力は、なんとも言えない重さがあって,死ぬまでこの曲は聞き続けるだろうという予想が立つ。
逆に、前者は昨年何回も聞いた名曲だけど、来年にはほぼ聞いていないと思う。

どっちの仕事を選ぶのか?と問われればやっぱり後者だな・・。性格上仕方がない。

しかし、バンドでやるのは前者だな。
今すぐにでもできる。
そういう曲はありがたい・・。

 

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