【苦しめTAROお仕事LIVE】
新しい人達2015/04/07(火) 08:29
昨日から20代の新人さんが2人入社した。
二人を見ていると20代が遠いものになったことを実感する。
この間までは同じような気持ちのつもりだったけれど、さすがにそうは思えなくなってきた。
ハワイには、鳴かないコオロギがいる。
天敵の寄生バエに見つからないようにするために鳴かなくなったらしい。
コオロギのオスは鳴くことでメスを引き寄せるため、鳴かないオスは鳴くオスの近くでメスを待っているらしいが、それはそれで一つの進化だ。
その進化には20世代ほどがかかったらしいので、人間世界で考えると元禄時代あたりから今日に至るまでの期間を要したことになる。
しかし、これは毎度言っていることなのだけど、ドラムンベースが出現して3年で叩ける人間が現れたことを考えると、人の技能進化はとてつもなく早いと思う。
そういう風に考えると、今の20代は時代のチルドレンだと思う。
彼ら二人を迎えた私たちは、正直なところ鳴くコオロギだ。
最早、これから起こることについてついていけるかどうかは勝負が決まっている。ジタバタしてもはじまらない。そして、多くは堕ちて行くことだろう。
しかし、彼らの前には、物凄い可能性の扉がある。
それは人類の進化レベルの大きな扉で、人類が農業をはじめ時と同じくらいのインパクトを持っていると思う。
時代を開けるニュータイプに誰がなるのか?
そんな時代が来てしまうとは思ってもいなかった。