日: 2016年4月26日
【TAROの日記】

2016/04/26(火) 08:43

代表して、オーチャードホール。

どういうわけか・・・・。でも、当然のことでもあるが・・・・。でもーーーー、やっぱりどういうわけか。オーチャードホールの景色が辛い。

ちなみに、オーチャードホールとは東急文化村内の大きなハコのことである。
以前も書いたが、昨年のキングクリムゾンは、2003年来日時と客層がまったく違っていた。
ライブは悪くなかったが、客層の大きな違いには驚いた。

同じくオーチャードホールで行われたジプシーキングスは最低だった。
演奏は悪くないのだが、客席の手拍子が都々逸なのだ。

私は80年代後半のフランス発のムーブメントからこのバンドを知った人間なので、その時の雰囲気を予想してライブに足を運んだが、オーチャードホールの景色は、それとは真逆のものだった。
よーく考えてみたら、CMに使われているわけで、それでファン層を広げたらしい。
一緒に行った奴の中には、『ボラーレ』を彼らのオリジナルだと思っている者もいたが、まー、会場もそんな雰囲気だった。

でぇ、ディランである。
毎回予測を超えてくる、裏切ってくるディランであるが、今回の裏切り方はちょっとついていけない。
カバーアルバムを出していることは知っていたが、そのカバーアルバムの方向で来るとは・・。
正直、フランク・シナトラや枯葉を聞きたいと私は思わなかった。

そして、会場の重い手拍子。
リズムが重いのだ。これで、ライブは完全破壊である。

あのライブハウス・ツアーに来ていたアウトローな若者たちはどこにいったのか?
オーチャードホールは老人で溢れていた。

今回のディラン。あれはあれでいいのかもしれない。
しかし、直近2回のライブハウス・ツアーの洗礼を浴びた者には、どうにも居場所のないコンサート(ライブじゃない)だった。
手堅い演奏は素晴らしかったが、会場の重い重い手拍子が気になちゃって、違和感大だった。

しかし、どうしてここまで会場に来る人が変わってしまうのか?
確かに、スタンディングのライブに老人が来ないのはわかるが、あの若者たちはどこにいったのだ。嗅覚がするどいとしか思えない。

その嗅覚がない私は、オーチャードホールに代表されるようなハコでのライブはなるべく避けることにした(今さら、何に気づいてるんでしょうね・・)。

考えてみると過去5回連続、私はこのハコのライブに良い思い出がない。
そういえば、この間のパシフィコ横浜のディアンジェロもオイオイものだったよな・・。
PAがダメダメだったのからはじまって、JB見せられたことまで私は大いに不満だ(ネットでは、みーんな褒めてるけど、謎だよな~)

そういえば、プリンスの追悼してなかったなー。
そろそろ来日か・・勝手に思っていたのでショック過ぎる。
でも、オーチャードホールでライブやるより・・・・・・と自分を慰めるのだった。

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