【苦しめTAROお仕事LIVE】

2005/02/26(土) 10:51

本?何のこと・・・・・・・

結局、本が気持ちよく書けたのはその日だけだった。
次の日には本のことなど忘れてしまった。金輪際忘れて日常だけが過ぎた。

そもそも、11月に出版予定の4冊目の題名が決まらない。軽いノリで「題名キャンペーン」をしたら1000人以上の申し込み。「100人くらいかな?」と思っていたのでびっくり仰天。それで題名案が500名近い人から送られてくるんだから大変。全部見るだけでクタクタになる。
それにギリギリでわがまま爆発。突然、本の構成を変えたくなったり、一部を再執筆。そんなこんなで10月11月は疾風のように去った。

その間、本は数ページ書いたのみ。
「やべー、一ヶ月しかなーーーい!!」
はっきり言ってピンチ!こんなこと書いているけど、今まで締め切りに遅れたことがないのが自慢。出版の世界じゃ締め切りがあるようでない世界(だそうだ)。締め切りまでにピピっと決めるとみんな喜んでくれた。
そのボクが締め切り一ヶ月前と言うのに書いたのが数ページ。
どうも空気が悪い。何か変・・・・・・・。
そして、しばし考えて決断。
書いた原稿(と言っても十数ページ)を全て捨てる。
もうぜーーんぶ止め!!

正直なところは涙・・。でも、勢いとか流れは大事。書けないのには何か理由があるはず。それを無理に書き進むことはやらない。書けないのも何かの「お知らせ」なのだ。
そんなことを勝手に決めたらタイミングよく、Wさんよりメール。
「マジメにやってる?そっち行くよ!」という趣旨。
こりゃ、グッド・タイミング。会って弁明、締め切り引き延ばししかない。
そこで、すぐにメール。
「いやー第二章まで書いたけど、テーマが悪いことに気づいて原稿を全て破棄してしまいました。それで、もう一回書き直してるんです。今、第一章が終わるところなんですが、12月には間に合いません。少し締め切りを延ばしてもらえませんか?」
大嘘つきになったものである。
手塚治虫や石之森章太郎などのマンガ家も嘘八百を並べて編集者から逃げたという話があるけど、気持ちが良くわかる。
捨てた原稿は一章分くらい。それに書き直し原稿なんてどこにもない。どこに書いた第一章なんてあるんだぁ?口から出任せもいいところだ。

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