2016/02/12(金) 08:32
相場が凄まじく一方に動いている。
まー、ここまでは描いていた通りなので驚きはないが、その早さには驚く。
先月の『まーけ塾』の最中に、日銀のマイナス金利政策の導入の発表があった。
私が話している最中に、Oさんのスマホに情報が入ってきて、そのことを教えてくれたが、私は無反応だった。
とんでもないウルトラCとは思ったが、影響はそれほどない・・としか思えなかった。
そうとしか思えなかった理由は、あまりよくわからないけれど、大きな川の流れは変えられないと思えたらしい(ここらへん、いつも自分でも自分の反応や行動がわからないことがあるので、こんな客観的物言いになる)。
案の定、一時円安に振れるものの、予想通りに逆に円は切り上がっていった。
その動きも、とにかく早い。
なにか、微分の世界が拡大してしまったような・・・。そんな印象を持つ。
そして、相場ばかりではない。
微分の世界の拡大はいろいろなところで起きていて、私たちは変化率の川の流れを肌で感じている。
先週、『Dファクトリー2.1』である人が言った。
「世の中の流れって、止めることできませんかねー」
これは、一般人の心からの本音だろう。
対応しても対応しても、追われている現実に、こんなことも言ってみたくなるのはわかる。
でも止まらない。
無常である。
それも、単に無常なのではなく、変化率を増している。
今の状況では、「無常」という言葉さえ牧歌的だ。
予測力をつけるなんて意味はない。
要は対応力。
今回の相場、私の周辺にもかなりの大勝ちをした人たちがいる。
しかし、意味はない。
大勝ちしたということは、現在、ポジションが単純になりすぎていることを意味するからだ。
要は、対応力。
それを前提にしたポジションを組み上げておくべきだろう。