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『ドラリオン』2007/03/19(月) 08:29
シルク・ド・ソレイユの現在の演目はどれくらいあるのかな?
ラスベガスでの常演だけでもけっこうでしょ(『LOVE』も始まったしね)。
シルク・ド・ソレイユを見に行くだけでラスベガスに行ってもかまわないわけで、それが向こうから来てくれてるんだからありがたい。
そんなシルク・ド・ソレイユのツアー演目の一つが『ドラリオン』。
きっと、世界中で、別の演目が行われているのね・・。
まぁ、私ごときが彼らの演目に余計なことを言う必要はないので何なんですが、毎回毎回圧倒されますね。
特に後半の怒濤のパフォーマンスは、表現は月並みですが、息をするのも忘れちゃいそう。
極限の人の美の前では、人は無力なんですな。
そして、物語なんてものが姑息に見える。
人は物語に縛られて、重要な『今』を忘れる。
でも、『ドラリオン』は「今」という流れのパワーを圧倒的なタッチで見せつけてくれる。
そういえば、この演目には「時」というものが小さな軸となっていたみたいね。
砂時計を持って現れる小動物。
でも、彼女は後半砂時計を持っていなかった。
そこら辺の演出のさりげなかったですな(あいかわらず・・)。
ラスベガスに行くより安いので、もう一度家族全員で見に行くことに決定。とりあえず、一人で見に行ってすいません・・。