日: 2009年4月6日
【無理に哲学】

2009/04/06(月) 05:04

バッファという価値

彼らは学びもせずに教えたがり、

   働きもしないのに引退したがり、

      成熟しもしないのに腐敗したがる。

彼らは努力しないことが自由であり、

      刹那的充足が力だと考えている。

               (エリック・ホッファー)

もう少し付け加えると、

承認を得たい人ほど、教えたがる傾向がある。

そうそう、
承認を得たい人ほど、治したがる・・というのもありますね。

教えている人を見たら、病人と思え・・と言うと言い過ぎですが、
確かに、そういう人はいて、増加中ですね。

働きもしないで引退・・とうのは、最近、プチリタとか言うそうですね。

まぁー、人間は幻想好きですからね。

「バカ言ってないで、まじめにやれ」
というオヤジが弱くなっただけでしょう。

いろいろ畑で作っていると、
成熟しないで腐るものって結構あります。

したがって、人間にそういうことがあるのも必然かも。
自分がそうならないことを祈るだけです。

でも、ホッファーは、15歳から人生がはじまったようなものですから、
そういうのは許せないんでしょうね。

実は、努力をしていない場合は、
”努力しないこと”で自由は得られません。

最初から、”努力しないこと”をもって、
自由と考えるのって、おかしいですね。

政策金利を下限まで下げてしまって
次の手がない日銀みたいです。
政府が刹那に考えて、
日銀の金利上げを阻止した結果です。

努力=向上と見る向きが普通ですが、
実は、努力ってバッファですよね。

最近、資格を取るのが流行っているようですが、
すでに、資格にバッファってないのに不思議です。

せっかくの努力がバッファにならないなんて
かわいそうすぎます。

どうして、そんな時代に資格なんでしょう?

追伸
先週のフィッシュマンズの詩にはじまりまして、
時々、こんなものを掲載していきます。

これは、次の企画のためのメモのようなものです。

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