【TAROの日記】

2012/01/24(火) 08:28

続くもの

崎村さんの昨日のコメントを見て、「なるほどなー」と思った。

(崎村さんのコメント)
これは2007年に岡本さんのセミナーに参加した時の話。 セミナーの合間に趣味の話になった時、参加者の一人が「若い時は色々好きでやってた事もあったけど、今は仕事以外、時間があっても何もする事が思い浮かばない」と言った言葉 に岡本さんは「それは貴方が自分自身で、それらの苗木を切っちゃったからじゃあないですか?」と答えていました。 確かに『切ってはいけないもの』のお陰で、予期しなかった『風穴』が開いてしまうことがありますよね。

昨日の「風穴」の話は、これが前提だよな・・・。
私は、人生を「私」を中心に伸びていく”根”の絡まったもの・・と考えていて、余程の事がない限り、”根”は切らないと決めている。そのために、子供の頃からの趣味でさえ、今も現役。もちろん、やれなかった時もあるけど、完全にやめるということはない。
こういう前提のある男の昨日の発言なのだな・・・。なるほど、なるほど。
自分の昔の発言を他者を通して聞き、それで自己確認・・というのは悪くない。

さて、世の中の全般的な雰囲気は、こうした私の気分とは逆にある。

「新しいもの」
これが世の中の注目だ。

これとは、逆に、私の注目は、
「続くもの」

※この件については、将来、ニュースレターで本質的なことを書きます。

たまたまだけど、昨日、妻とこの件に関連する会話をした。
今日から私が再び出張のため、妻は言った。
「そろそろ、体力も落ちてるし、なんとかしたら・・」

私の返答は、
「自分からは止めない」
「続けろ・・という声がある限りは続けるのが心情」

気分は、完全に談志である。
私が、談志のようにギリギリまで高座に立つかはわからない。
落語家ならば、散る様子も芸。それに、時々、化学反応もある。
実務家にはそれは無理なので、去り際はある。

趣味も同様で、止めるときは来るだろう。
いつまでも、ジャンプしながらギターは弾けないし、だんだん、指も頭も回らなくなれば、適当なクリシェしかできなくなるだろう(そもそも、すでに、暗譜は無理)。

でも、続けないと「風穴」は開かない。
晩年談志が奇跡を起こしたように、時々来る「風穴」こそが価値なんだから、まー、情けなくても続けるが一番と思う。

まだまだ、忙しい日々が続く・・。

追伸
明後日は、ギター買いに行くぞ〜

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